現在、白物家電の中で最も注目を集めているのが「コードレス掃除機」のカテゴリーだ。

 GfKジャパンの調査によると、国内の掃除機市場は2009年から2013年にかけて4年連続でプラス成長しており、2013年の市場規模は台数ベースで約877万台に達している。2011年と2012年は若干停滞したものの、この4年間は年平均約6%近い成長率を実現している優良分野となっている。

 そのなかでも特に成長著しいのがコードレス掃除機だ。GfKジャパンのデータでは「スティック掃除機」(コード付きも含む)とコードレスの「ハンディー掃除機」のカテゴリーに分かれているが、どちらも右肩上がりで成長している。

国内掃除機市場の販売台数推移(GfKジャパン調べ)。キャニスタータイプの掃除機が減る一方で、ハンディータイプとスティックタイプが一気に伸びている

 スウェーデンのエレクトロラックスが2004年に発売したスティックタイプの掃除機「エルゴラピードシリーズ」を皮切りに注目され始め、ダイソンが06年に発売したハンディータイプの掃除機「ルート6 DC16」の登場によって一気に注目度がアップした。

 さらにダイソンは11年2月にロングノズルを付属するスティック型掃除機「Dyson Digital Slim DC35」を発売し、「コードレス掃除機で家全体を掃除する」というコンセプトを打ち出した。ここ数年で国内大手メーカーもスティックタイプやハンディータイプのコードレス掃除機を市場に投入している。現在はハンディータイプにロングノズルを備えたタイプや、自立型(スタンド型)のスティック掃除機が主流だ。最近は各社がふとん専用掃除機を発売したこともあって、ハンディータイプが急激に伸びている。

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