コンビニで販売されている食品の定番中の定番であるパン。最近は多くのコンビニがPB(プライベートブランド)で商品を展開し、新商品も次々と登場する。バリエーションが豊富なので、毎日食べても飽きることなく楽しめるのがコンビニのパンの魅力だ。

 最近は使用する材料や製法にもこだわっており、独自のおいしさを追求している。このパンは、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこで今月は、人気の高い食パン、チョコパン、チーズパン、ホットケーキの実食テストを敢行した!

チーズパンといってもタイプが大きく異なる

 今回のコンビニ食品実食テストは、安定した人気のチーズパン[注]。パンとの相性が良いチーズをトッピングしたパンで、おやつとしても食事としてもおいしく食べられる。このチーズパンを食のプロが徹底比較。おいしさでランキングを決定する。どこのコンビニのチーズパンが一番おいしいのだろうか?

[画像のクリックで拡大表示]

 実食するのは以下の3商品。

●セブン-イレブン「ふんわりチーズのパン」(93円)
●ローソン「フランス産カマンベールが入った焼チーズパン」(110円)
●ミニストップ「塩とチーズのパン」(100円)

 3商品ともチーズが主役のパンだが、コンセプトは各コンビニで大きく異なる。使用しているパン生地、チーズの種類、その使い方などが全く違うのだ。これは見た目からも明らかで、各コンビニのアプローチの差が興味深いところだ。

 例えばセブン-イレブンは、ふんわりとしたパンの表面に焼いたチーズが載る。パンの中にチーズは入っていない。対照的なのがミニストップで、硬めのフランスパンの中にクリームチーズが入っていて、パンの表面には何も載っていない。外見からはチーズパンであることはほとんど分からない。最もチーズを使っているのがローソン。表面に焦がしたチーズ、中にもクリームチーズが入っている。内も外もチーズを使ったためか、ローソンが3商品の中で一番価格が高くなっている。

セブン-イレブン
「ふんわりチーズのパン」
ふんわりとした軽い食感のパン生地にチーズを載せて焼き上げ、香ばしいチーズの豊かな風味と旨味を引き出している。税込み価格は100円。カロリー175kcal、Na量350mg
[画像のクリックで拡大表示]
ローソン
「フランス産カマンベールが入った焼チーズパン」
しっとり食感のパン生地でクリームチーズを包み、パン表面にもチーズをトッピング。チーズにはフランス産カマンベールを約20%使用。税込み価格119円。カロリー278kcal、Na量380mg
[画像のクリックで拡大表示]
ミニストップ
「塩とチーズのパン」
軟らかいフランスパンの中にゴーダペーストを包み、赤穂のにがり塩を振りかけ焼き上げている。外からはチーズが見えない作り。税込み価格は108円。カロリー250kcal、Na量570mg
[画像のクリックで拡大表示]

 早速、プロの実食テストの結果を見ていこう。なお、今回はチーズの種類や量、使い方が大きく違うので味覚分析は実施しなかった。

●今回の審査員
片山智香子氏: パン料理研究家
木村周一郎氏: ブーランジェリー エリックカイザージャポン代表
あまいけいき氏: スイーツ&パンに詳しいブロガー
三谷ふき氏: クオカプランニング 商品開発部 商品開発チーム 主任

実食テストは1月14日に、東京・港区にあるコンビニ各店で購入したパンを使用して行いました。審査員にはどこのコンビニか分からない“ブラインド”状態で実食してもらい順位をつけてもらいました。パンの製造メーカーの違いやリニューアルなどで味が変わる可能性がありますので、今回の味覚分析や実食テストの内容と実際の商品の味が異なることがあります。また、実食テストの感想はあくまで個人の意見です。


[注]前回の実食テストの記事で、次回はホットケーキと予告しましたが諸般の都合により今回はチーズパン対決としました。ホットケーキは次週、掲載いたします(編集部)。