2015年2月4~6日、東京ビッグサイトで「第79回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2015」が開催された。毎年春と秋の年2回行われる雑貨の見本市だ。今回のテーマは「ビジット ギフト・ショー! 日本のおもてなしの魅力の全てを体験」。東京五輪とインバウンド(訪日外国人)需要を意識したもので、ブースには浮世絵、歌舞伎、富士山、忍者といった日本的とされるモチーフを前面に出した製品が目立った。

 まず目を引いたのは、ウオーク社の「ふろしきハンド」。取り付けるだけで風呂敷をバッグにできるグッズだ。持ち手は取っ手やショルダータイプなどさまざまだ。これがなかなかよくできていて、四角い風呂敷があっという間にバッグになる。

 広島のメーカーということで、風呂敷は尾道帆布、金襴緞子、手描き友禅などの広島のテキスタイルを中心に、今治タオルや京友禅などとコラボレーションしたものも。持ち手部分は素材やデザインにバリエーションを持たせているので、老若男女幅広い層に対応できる。日本伝統の風呂敷が実用的の高いバッグになるのは日本人にとっても驚きだし、外国人観光客にも大いにアピールしそうな商品だ。

ウオーク社の「ふろしきハンド」はさまざまな形と種類がある。2000円~4700円
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ふろしきハンドに鉄粉で染めた尾道帆布のふろしきを合わせてバッグにしたもの。この組み合わせで1万8000円
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風呂敷はこんな感じで普通に四角い布
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二重リングの付いたふろしきハンドに風呂敷をこんなふうに結べばバッグができ上がる
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 次に注目したのは、抗菌メッキ技術を使った富士山モチーフの金属製グッズシリーズ「抗菌富士」。医療機器にも使われる抗菌メッキ技術を使い、「映り込みを探す箸置き」「ご来光のボトルオープナー」など、食品まわりの製品に遊び心を取り入れている。

 例えば、映り込みを探す箸置きには冬バージョンと夏バージョンがあり、雪がかかった富士と雪のない富士、それぞれの景色を箸置きの中で表現している。また、4種類ある「登山道のしおり」は富士山の4つの登山ルートのかたちをそれぞれしおりにしたもの。登山道を上る道のりと本を読む道のりをかけた、しゃれたデザインだ。

三光製作と岩倉溶接工業所「抗菌富士 映り込みを探す箸置き」(各2400円)。上段左、下段右が夏、上段右、下段左が冬。見える景色の違いが分かるだろうか
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「抗菌富士 登山道のしおり」(各1250円)。富士の四つの登山道をそれぞれ抗菌メッキのステンレスでしおりに仕立てたもの
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