写真家の三井公一氏に注目の最新デジカメをいち早く試してもらい、撮って出しの実写画像を紹介する連載。今回は、1月20日に国内での発売が発表されたパナソニックのコンパクトデジカメ「LUMIX CM1」(DMC-CM1)を紹介する。Androidの採用やSIMフリーの通信機能の搭載、薄型ボディーながら1型の大型撮像素子を搭載したことなど、とにかく注目点が多い。3月の発売を前に、三井氏にいち早く実写リポートしてもらった。

 iPhoneに代表されるスマートフォンにすっかり駆逐されてしまった感のあるコンパクトデジタルカメラ。観光地などでも、使っている人を見つけるのが難しいくらい数が減っている。もはや絶滅危惧種といってもいいくらいかもしれないほどだ(高級コンデジは逆に売れ行きが伸びているが)。

 そのようななか、パナソニックから面白いコンパクトデジタルカメラが登場した。その名は「LUMIX CM1」。1型の大型センサーを搭載したデジカメにAndroidスマートフォンをドッキングした製品だ。iPhoneはカメラ性能を高めたスマートフォンだが、逆にスマートフォンの機能を追加したデジカメ、といった感じのガジェットである。SIM対応の高級コンパクトデジタルカメラ、とでも呼べばいいだろうか。

3月12日の国内発売が決定したパナソニックのコンパクトデジカメ「LUMIX DMC-CM1」。OSにAndroidを採用してSIMフリーの通信機能を搭載したことや、1型の大型撮像素子と28mm/F2.8の単焦点レンズを薄型ボディーに詰め込んだことなど、注目点の多い機種だ。2000台の数量限定発売で、予想実勢価格は12万円前後とやや高め
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 このLUMIX CM1、すでに海外の一部の国では販売が始まっているものの、日本では1月20日にようやく国内発売がアナウンスされた。3月中旬の国内発売を前に、注目の「日本未発売デジカメ」を試してみた。

1型とセンサーが大きいこともあり、立体感や精細感は一般的なスマートフォンとは異なる(ISO125、F2.8、1/4000)
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ほかのLUMIXと同様に多彩な撮影モードを備えるので、さまざまなエフェクトをかけた写真が楽しめる(ISO125、F4、1/200)
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