日本の芸能界では、芸能人や著名人の子ども、いわゆる2世タレントたちが大活躍だ。その数は驚くほど多く、いまや2世タレントは、珍しくない存在になっている。そんな状況は英国でも同じで、ショービズでも多くの2世タレントが登場している。

 “親の七光り”として色物扱いされ、厳しい目で見られることもあれば、才能がなくても有名になるケースもある。生まれながらにして、知名度や財力に恵まれた環境にあり、何をやっても一般人より目立って批判や賞賛を集めるのは、良くも悪くも2世セレブ/タレントの宿命のようだ。そんな中でも“親の七光り”だけではない才能豊かな英国版2世タレントに焦点をあててみよう。

日本でも大人気、ファッションデザイナーの頂点を極めたステラ・マッカートニー

ステラ・マッカートニーは日本でも人気が高い
[画像のクリックで拡大表示]

 期待される有名人2世の筆頭といえば、元ビートルズのポール・マッカートニーの娘、ステラ・マッカートニー。ポールと故リンダ・マッカートニーの間の次女で、12歳からデザインの勉強を始める。1995年にロンドンのセントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインの卒業コレクションで、友人のケイト・モスとナオミ・キャンベルをモデルに使ったことにより話題を呼んだ。この頃は父親の七光り的な評価が強かったものの、1997年にファッションブランド「クロエ」のチーフ・デザイナーに抜擢、2001年に自身のブランド「Stella McCartney」をスタートして以来、ファッションデザイナーとしてゆるぎない人気を確立している。スポーツブランド、アディダスとのコラボも有名だ。父親とはジャンルは異なるものの、同じように頂点を極めたのはお見事。

ステラ・マッカートニー:1971年生まれ、ファッションデザイナー
[画像のクリックで拡大表示]