「家電のそれホント?」連載で一度もご紹介していなかったダイソンの製品が遂に登場! 今回ご紹介するのは、バクテリアを99.9%除去するという加湿器「Dyson Hygienic Mist AM10」です。加湿器によっては不衛生なものもあると言われている中、小さな子供がいる我が家ではとても気になるところ。約6万3000円というセレブな加湿器は我が家にとって本当に「買ってよかった!」と満足できるものなのか、試してみることにしました。

大変話題となっているダイソン加湿器。新しいカタチだけれど、加湿能力は大丈夫?
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ダイソンの製品は初レビュー。実はダイソンの製品が苦手だったんです…

 ダイソンといえば、ここ数年は扇風機や暖房器具を出しているが、サイクロン掃除機で一躍有名になった会社だ。発売当初から「吸引力が変わらない」というわかりやすいコンセプトとおしゃれなデザインが話題となり、今ではファンから熱い支持を受け、確固たる地位を築いている。

 そんなダイソンだが、この連載でダイソン製品が登場するのは初めて。今までレビューしなかった理由は、正直に言えば、ダイソン製品が苦手だったから。特に気になったのが、「音問題」だ。数年前のことだが、ダイソンの掃除機が気になって、旦那と一緒に家電量販店に見に行ったことがあった。スイッチを入れたときのあの音の大きさに2人とも驚いてしまったのだ。

 旦那も家で、物書きの仕事をしているため、特に音には敏感だ。「ダイソンの掃除機は買わないでほしい」というほど、あのサイクロン特有のキーンという音が不愉快だったようだ。

 それから数年が経過し、私の仕事の都合でダイソンの掃除機を使うことになった。キャニスター型の現行モデルでは最新の「DC63」だ。初代モデルで懲りてしまった旦那は「音がうるさいのでは?」とブツブツ。

 しかし、実際に使ってみると、最新モデルではあのイヤなキーンがなくなっている。日本の静かな掃除機に比べてしまうと、特別静かというわけではないが、不快に感じる音ではなくなっている。あんなに拒絶反応を示していた旦那も、今のモデルは全く気にならないとのことだ。

 音問題はクリアしたが、肝心の掃除機としての使い勝手はどうなのか。これが思いの外、使いやすく、色々便利なことにも驚いた。外から帰ってきた子供たちの靴下にくっついてきた小さな砂利なども見事に吸い取ってくれる。畳の奥まで入り込んだ小さなゴミもスッキリきれいになって、気持ちがいい。ヘッドが床に密着するため、両手でしっかりとホースを持って掃除機がけをしなければならないものの、やはり吸引力が強い掃除機というのは、特に子供を持つ親にとってはありがたいものだ。

 また、何より楽しいのが天日干し後の掃除機がけだ。布団ノズルをつけて吸い込むと、よくわからないグレーの粉塵のようなものがごっそりとれる。布団用掃除機としても大変優秀で手放せない。

ダイソンの掃除機。音がずいぶん静かに。収納性などイマイチな点もあるが、とにかくよく吸ってくれるので助かる
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 そんなわけで、今頃ダイソンの製品に興味を持つようなったわけだが、さらに「使ってみたい」と思ったのが、先日発売された加湿器「Dyson Hygienic Mist AM10」(以下AM10)だ。6万円超えの高級加湿器の実力はどうなのか、みなさんも気になっているのではないだろうか。

 加湿器としては初代モデルなので、やっぱり音がうるさいのではないかとか、お手入れが大変なんじゃないかとか、電気代はどうなのかとか、「実際のところ、どうなの?」と友人からもよく質問される。

 前置きが長くなってしまったが、さっそく子供部屋で使ってみた。