今回取り上げるのは、オリンパスイメージングのマイクロフォーサーズ用望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」。ハイグレードなPROシリーズの製品としては、2013年11月に登場した標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」に続く2本目となる。発売がいよいよ11月29日に迫り、9月に発表されてから首を長くして待っているマイクロフォーサーズユーザーも多いのではないだろうか?

OM-D E-M1に装着した「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」。実勢価格は14万8000円前後だが、発売後しばらくは品薄で入手まで時間がかかる可能性があるという。テレコンバーターが付属する1.4×テレコンバーターキットの実勢価格は16万6500円前後だ
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 40-150mm F2.8 PROの焦点距離はフルサイズ換算で80-300mmとワイドレンジながら、明るさはズーム全域でF2.8。つまり、サンニッパ(300mm/F2.8)をズームでカバーできてしまうのだ。もちろん、センサーサイズが違えばボケの量も違うわけで、単純計算すればこのレンズのボケはフルサイズのF5.6相当となる。

 でも、F2.8はあくまでF2.8。F5.6のズームに比べたらISO感度は2段低くできるし、同じISO感度なら2段速いシャッター速度が選べる。最近のマイクロフォーサーズは高感度描写も優秀なだけに、トータルで考えるとこれはかなり使えるレンズだと思う。しかもうれしいことに、レンズ自体は500mlのペットボトルほどの大きさなのだ。

夜の光量の少ない場面。ピントが合うかどうかも不安だったが、しっかりシャープにとらえてくれた(OM-D E-M1使用、ISO1600、1/160秒、F2.8、300mm相当)
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カメラの性能による部分も大きいのだが、美しい質感描写でほれぼれする(OM-D E-M1使用、ISO200、1/500秒、F2.8、150mm相当)
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太陽の低い冬は、こういう写真が撮れるチャンス。望遠だからこそ狙えるアングルでもある(OM-D E-M1使用、ISO200、1/500秒、F5.6、240mm相当)
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撮影時の焦点距離は220mm相当。広角~標準でこのショーウィンドウを撮影したら、背景がうるさくなってしまっただろう(OM-D E-M1使用、ISO400、1/160秒、F2.8、220mm相当)
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ボケ味は本当に絶品。ポートレートや花を撮るのが楽しくなるはずだ(OM-D E-M1使用、ISO1600、1/160秒、F2.8、270mm相当)
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