2014年4月に発表された4代目「MINI(ミニ)」の5ドアモデルが、2014年10月2日から販売開始となった。価格は「ミニ クーパー 5ドア」が税込みで298万円、「ミニ クーパー S 5ドア」が税込みで350万円だが、その使い勝手や乗り心地は?

【コンセプト】ブランドの呪縛が解けたときに何が起こる?

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 オザワ的には「出せば絶対売れる」と思うモデルがいくつかあって、もしもフェラーリ製SUVが出ればポルシェ「カイエン」に負けない最強スーパーリッチマンSUVになるだろうし、ポルシェが本気で軽スポーツを出したら日本の一部マニアが飛びつくはず。

 しかしそれらが出ないのは、技術やコストの問題以上に強いブランド独特の呪縛というか、ポリシーの問題であって、頑固な寿司職人が決してアボカド巻を作らないように、作れても作らない商品というのはどこにでもあるのだ。

 だが、そのオキテは一部決壊した! BMWプロデュースの「ミニ」が、ついに本気の5ドアハッチバックを出してしまったのだ。ミニはご存じ1950年代末に登場した英国の超名作コンパクトカーで、当初は全長ほぼ3mでドア2枚の文字通り“ミニ”。ストレッチボディーのカントリーマン&トラベラーでさえ全長3.3mでドア2枚。リアドアなしはある種の不文律であり、オキテだったわけだ。