イタリア・アナスタシ社「ベルガモットオリーブオイル」
有機栽培エクストラバージンオリーブオイル。価格は2700円(税込み)
輸入元「ベリタリア」ウェブサイト:http://veritalia.co.jp/products/detail.php?product_id=54
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よい香りは食欲をかきたて、気分をここまでよくしてくれるのか!

 この数年イタリア食材の書籍シリーズ編集を手がけている。バルサミコ酢、トマトに関する2冊を終え、次の刊行はオリーブオイルだ。著者の原稿を待ちつつ、イタリアへ何度か足を運び、オリーブ栽培とオリーブオイル生産を間近に見学したことで一挙に知識が増したような気がする。

 オリーブオイルのなかでもエクストラヴァージンオリーブオイルと呼ばれる最上位のものは近年ワインのような扱いで、味、香りはもちろんオリーブ品種や生産者、生産地域を料理に合わせて選ぶことも珍しくなくなった。

 イタリアオリーブオイルの歴史や栽培生産についてはいずれ刊行する「イタリアオリーブオイルのすべて(仮題)」を読んでいただくことにして、今回はイタリアのフレーバーオイルを紹介したい。

 代表的なフレーバーオイルといえばトリュフオイル、ペペロンチーノオイル、レモンオイルそしてベルガモットオイルなどが挙げられる。

 シンプル調理を心がけている身としては、なるべくよい単一品種オリーブオイルを使うようにしているため、フレーバーオイルの出番はあまりなかった。唐辛子やレモンは手元でかければよいし、トリュフはレストランで年一回味わえばよしとしている。

 しかしベルガモットオイルだけは自宅に置いておきたいフレーバーオイルだ。

 出来上がった料理にまわしかけただけで、オイルに甘さと苦さと爽やかさが加わり、2ランクぐらい料理の格があがる気がする。

アナスタシ社は州立公園の中にある。厳しい規則に守られた有機栽培によるオリーブを自社搾油所でコールドプレス方法により絞ったエクストラヴァージンオリーブオイル。地元のベルガモットを同時に入れて絞るのが特徴。ベルガモットも有機栽培だ。厳しい審査で知られるDemeterの認証を取得している
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