前回はION AUDIOのアナログレコードプレーヤー「Archive LP」を使ってiPadでデジタル録音する方法を紹介した。無料のオフィシャルアプリ「EZ Vinyl / Tape Converter」とアップルの「Lightning - USBカメラアダプタ」を使うと、iOS機器で手軽にデジタル録音できるのが楽しい。しかし、デジタル化するフォーマットは128kbpsのMP4に固定されている。iTunesに取り込んで手軽に楽しむのにはちょうどいいのだが、アナログレコードをせっかくデジタル化するのなら、やはり音質は自分で設定したい。

 また、EZ Vinyl / Tape Converterには無音部分で曲を分割保存する機能はあるものの、トリミングなどの編集機能は備わっていない。iOS機器だけで取り込みから編集、保存までを行うことができないのだ。

 そこで今回は、iOS機器とLightning - USBカメラアダプタを使い、より高音質にデジタル録音して編集する方法を紹介しよう。この記事では前回と同じArchive LPを使うが、USBデジタル出力に対応する機器(他社のレコードプレーヤーなども含む)なら同じように録音・編集できる可能性はあるので参考にしてほしい。

ION AUDIOの低価格アナログレコードプレーヤー「Archive LP」を使い、アナログレコードのデジタル化に挑戦!
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マイク録音に対応するアプリならデジタル録音が可能

 さっそく、ボイス録音やオーディオ制作に関連するアプリをいくつか試してみたところ、マイク録音に対応するアプリなら基本的にLightning - USBカメラアダプタ経由でのデジタル録音に対応できることが判明した。とはいえ、筆者がテストした範囲のことなので、録音できないアプリもある可能性は否定できない。その点だけは注意してほしい。

ION AUDIOの無料オフィシャルアプリ「EZ Vinyl / Tape Converter」を使って録音しているところ。このアプリは手軽に録音できて便利なのだが、編集機能がないのが残念
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 テストで使ったのは、無料で利用できるボイスレコーダーアプリ3種類だ。有料アプリを購入してもうまく行かない可能性はあるので、有料アプリの機能制限版や体験版などを含めた無料アプリから試してみることをお薦めしたい。