ビジネスパーソンが注意するべき“病気”について、専門家に解説をしてもらう連載。西アフリカで患者が増え続けているエボラウイルス感染症(エボラ出血熱)。日本の国際空港でも検査の強化が伝えられていますが、感染すると発熱や下痢、全身からの出血といった症状が起こり、致死率が40~90%というエボラ出血熱に対する不安感が広がっているのではないでしょうか。この病気について、「自治医科大学附属病院感染症科ナビタスクリニック川崎 法月正太郎先生に解説してもらいます。

 2014年8月8日、WHOが公衆衛生上の「Extraordinary event (緊急事態)」を宣言した西アフリカのエボラウイルス感染症のアウトブレイク(通常発生しているレベル以上の感染症の増加)。8月9日現在、4カ国で1848人が感染(感染例+疑い例)し、1013人が死亡(致死率55%)しています。過去最大級のエボラウイルスによるアウトブレイクはどうして起きたのか? ビジネスパーソンは何に気をつけておくべきなのでしょうか?