【KDDI】【ソフトバンク】通話定額はドコモよりも得だが……

 KDDIの場合は、「LTEプラン」の934円に、KDDI同士の通話が1時から21時まで無料になるサービスが含まれている。そのため、ここではKDDIのユーザー比率(29%)に、さらに24時間中20時間が無料対象時間ということで6分の5を掛けた分が、無料通話になると計算し、料金を算出した。楽天でんわやLINE電話を活用するときも、相手がKDDIの場合は料金がかかる楽天でんわやLINE電話を使わず、au携帯電話同士の通話をするという仮定だ。

【料金比較】KDDI「カケホとデジラ」VS楽天、LINE
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 基本料金はKDDIの方がドコモよりも約200円高いが、KDDI同士の無料通話が一定の比率で含まれると仮定したため、ドコモよりも新料金プランの2700円を超すまでの通話時間が長く出た。楽天でんわでは約117分、LINE電話では約167分を超えた時点で2700円をオーバーする。LINE電話で1カ月に3時間近くの通話をする人なら、「カケホとデジラ」の通話定額料金とトントンになるという計算だ。

 ソフトバンクモバイルもKDDIとほぼ同様。「ホワイトプラン」の934円に、ソフトバンク同士の無料通話が含まれている。こちらは、KDDIよりもややユーザー比率が低く、26%となる分だけ、今回の計算の方法では高めの料金が出ることになった。楽天でんわでは約113分、LINE電話では約161分で、「スマ放題」の通話定額料金を超える。

■ソフトバンク「スマ放題」VS楽天、LINE
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 ちなみに従来の料金プランを使っていると、KDDIは59分、ソフトバンクモバイルは57分で新料金プランの2700円を超える可能性が高い。およそ月に1時間が分かれ目なので、そのぐらいは毎月通話してしまうことが多いように思えるだろう。それならば、かけ放題の新料金プランに切り替えて、通話料金を安くしようと考えるのも自然な流れだ。

 しかし楽天でんわやLINE電話を活用すると、月に2時間から3時間近く話しても2700円には届かない。ということは、従来の料金プランをキープしながら格安通話サービスを使えば、新料金プランの通話定額よりも「カクヤス」なスマホ生活を送れるというわけだ。