【ドコモ】月100分以下なら、楽天やLINEを使う方が得

 まずドコモのユーザーから。ドコモの新料金プランの基本料金は2700円。これに対して、従来の料金プランでは月額743円の「タイプXiにねん」を使っていたとする。当初の時点で2000円弱の開きがあり、この2000円弱がどのぐらいの通話時間で使われるかが対決のカギを握る。

 比較したのは「楽天でんわ」と「LINE電話(コールクレジット)」。従来のプランの基本料金に、楽天電話、LINE電話の通話料を加算した料金と、2700円を比較した。

 図には、楽天でんわ、LINE電話、ドコモの新料金プランの基本料金を記すとともに、比較のため、ドコモの従来の従量料金を書き加えた。

【料金比較】ドコモ「カケホーダイ」VS楽天、LINE
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 楽天でんわの利用者が基本料金と通話料の合計で2700円を超すのは、約98分(1時間38分)の通話をした時点。LINE電話(コールクレジット)の利用者が2700円を超すのは、約140分(2時間20分)の通話をした時点だ。月に100分まで、1日換算で毎日約3分までを毎日といった通話をするのでなければ、ドコモの「カケホーダイ」は楽天でんわやLINE電話を利用するよりも「高くなる」という計算だ。

 なお、ドコモの従来プランで30秒20円の料金を支払うと、2700円を超すのは約49分。楽天でんわやLINE電話を活用することで分かれ目が100分や140分にそれぞれ延びるため、「カケホーダイ」に移行するよりも毎月の通話料金を安く抑えやすくなる。

 ちなみに従来の料金プランで、ドコモあては24時間無料になる「Xiカケ・ホーダイ」のオプションを使った場合も計算した。この場合、大手3社の2014年3月末の加入者数の比率(ドコモユーザー45%)に応じて、無料通話になる相手がいると見積もって計算したところ、通話料金と基本料金(月額743円)、Xiカケ・ホーダイのオプション料金(月額667円)の合計が2700円を超えるのは約59分だった。一般のプランよりも10分ほどメリットが出る範囲が広がるが、楽天でんわやLINE電話には及ばない結果だ。