一筆せんが立体のグリーティングカードに!?

 毎年アイデア溢れるメモ製品を出しているペーパリーのブランド「kamiterior」のブースも充実していた。

 まずは毎年恒例、メモ用紙をくるりと丸めると立体のペーパークラフトのようになる「kamiteria ku-ru-ru」シリーズ。今回は楽器だ。

 今回は、グランドピアノを模した「ga-kki piano」、バイオリンを象った「ga-kki violin」、サックスとキーボードのセッションを表した「ga-kki saxophone」の3種類が発表されていたが、どれも完成度が高い。グランドピアノなんて、メモ帳を丸めて作ったとは思えない精密さだ。

 そんなkamiteriorの新作が「むすびん」。ku-ru-ruのバリエーションではあるが、こちらは昔の“結び文”をヒントに、細長い一筆せんを結ぶように組み立てるとリアルな鳥のペーパークラフトのようになるというもの。

 ラインアップは「メジロ」「スズメ」「セキセイインコ」「オカメインコ」「ヒヨコ」「フクロウ」の6種類。ku-ru-ruとは違い、メモというより一筆せんであり、立体のグリーティングカードとしての利用が想定された製品。なので、パッケージは1枚のみだし、組み立てた状態で背景付きのケースに入って販売される。まさに、現代の結び文だ。リアルだけどかわいらしい鳥の風情と、その鳥を解くとメッセージが現れるというギミックは、グリーティングカードとしてとてもよくできている。

 ペーパリーからはもう一点、“紙で作ったジョッター”「memottala(メモッタラ)」が出展されていた。厚紙を使い、軽くて安い(900~1100円)のが特徴。歩行中でもサッと取り出し、立ったままでもスムーズに書けるジョッターは、革小物としてちょっと気取った製品が多かった。これなら機能的にも革より軽くて扱いやすく、しかも買いやすい。ようやく日本にもジョッターが認知される、そのきっかけになるかもしれない。

ペーパリー「kamiteria 楽器くるる」(各450円、9月発売)。写真はグランドピアノの「ga-kki piano」。この見事な造形を見よ
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こちらはバイオリンの「ga-kki violin」。このクオリティで15枚450円はお得だ
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ペーパリー「むすびん」(各300円)。写真はスズメ
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こんなふうに結んだ状態で背景付きのパッケージで販売。この箱ごと渡すグリーティングカードとして使える
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ここにメッセージを書き、折って結ぶとかわいらしい鳥になる。ふっくらした感じの再現性が見事
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ペーパリー「memottala」(黒・紺・赤は1100円、白・水色・ピンクは900円。9月発売予定)
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