安い通信料金でスマートフォンを使える「格安SIM」や「格安スマホ」の連載記事。今回は、月2000円で使える格安スマホ「PandA(パンダ)」のプラス面、マイナス面を解説する。

【入門記事はこちら】格安SIM、格安スマホがわかる!通信料金を月1000円~3000円に抑えるには

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 月額2000円からという低料金で格安スマホを提供しているのがフリービットだ。サービスの名称は「freebit mobile」。独自に開発したAndroidスマートフォン「PandA(パンダ)」をセットにして、サービスを提供している。PandAやfreebit mobileとはどのような端末・サービスなのか、どんな人に向いているのか、チェックしてみよう。

 フリービットという会社は2000年に設立された会社で、元々はインターネットサービスプロバイダ(ISP)の事業のアウトソーシングサービスを提供していた。現在ではISP事業者のドリーム・トレイン・インターネット(DTI)やITソリューション企業のギガプライズ、インターネット広告代理店のフルスピードといった企業をグループ会社として擁する。

 これまでにグループ会社のDTIは、月額500円以下で利用できるワンコインの格安SIM「ServersMan SIM」シリーズを提供してきた。フリービットではグループ内のノウハウを生かし、スマートフォンの端末とSIMをセットにした「freebit mobile」を提供しているというわけだ。

基本料金1000円、IP電話やSMSも付く

 それではfreebit mobileについて、詳しく見ていきたい。サービスの概要を示したのが下図だ。

■freebit mobileのサービス構成図
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 freebit mobileの基本プランは月額1000円。この料金に、データ通信、IP電話サービスの「freebit mobile IP電話」、SMS(ショートメッセージサービス)の各サービスが含まれている。

 データ通信は、最大250k~300kbpsと速度は低速に抑えられるものの容量制限はない。

 freebit mobile IP電話もオプションではなく、基本プランに含まれているのがうれしいところ。通話料金は加入電話にかけると3分あたり13円、携帯電話なら1分あたり21円。freebit mobile IP電話同士や、050番号で始まるIP電話のうち指定されたプロバイダーへなら、無料で通話が可能だ。

 SMSについても、「090音声通話オプション」を選ばない場合は有料になるMVNO(仮想移動体通信事業者)が多いなか、1000円の基本プランだけでSMSが利用できるのはありがたい。SMSはLINEなどの認証に使う必要はあるが、そのためだけに毎月料金を支払いたくないのが人情というものだろう。