【小沢コージの結論】これを安いと知らなければアナタは大人の男じゃない!!

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 最後に一番ビックリしたのがお値段だ。CVTモデルが180万円弱で、よりクルマ好き向けのMTモデルが182万円弱!! クルマ好きじゃない人にとっては、2人乗りの軽が200万円弱ってことだけで、高いと思うかもしれないが、それはモノを知らない人のおハナシ。これだけ凝った作りで、フルオリジナルデザイン、しかも余計な補強が必要なフルオープンカーでさらに電動トップである。スバリこの値段はとてつもなく安く、異様にお手頃。

 「もとを取る気はありません」という開発エンジニアの言葉通り、モノの値段というのは、材料費や手間賃以上に「いくつ造るか?」に左右される。特にクルマはたくさん造れば造るほど安くなり、少なく造ると高くなるもの。

 例えば旧型コペンは10年間でざっと5万8000台作ったわけだから年間にならすとわずか5000台ちょい。普通の軽なら1カ月で売る台数である。つまり単独で開発費のもとを取ることを考えると、普通の軽のざっと10倍で売ってもおかしくないわけで、考えようによっては1000万円で売ってもいいクルマなのだ。

 もちろん一部プラットフォームは既存の軽との共有だ。だが、今回も初代も製作ラインはコペン専用だったし、自動車エンタテインメントという側面から見ても、樹脂パーツを外板に使い、その気になればアフターパーツで部分部分を変えてイメチェンまで図れたりと画期的。もっと言うと燃費もすばらしくてCVTモデルがJC08モードで25.2km/Lで、MTモデルが22.2km/L。いろんな意味で画期的な前代未聞のエコ&エンタテインメントカーなのだ。

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