2009年、厚さがわずか7mmという財布が誕生した。商品名はズバリ「薄い財布」。「究極の薄さ」は大きな話題となり2013年にはグッドデザイン賞も受賞した。
この「薄い財布」を作ったのは、バリューイノベーションの社長でありデザイナーでもある南和繁さんだ。今年38歳になる南さんの自宅はマレーシアのクアラルンプール。月のうち10日は自宅で家族と過ごし、10日は東京のオフィス、残る10日は東南アジアやヨーロッパなど他の国で仕事をしているという。
ちょうど東京オフィスに滞在している期間に南さんを訪ねた。渋谷駅から徒歩5分ほどの小さなビルの3階には手がけた製品のショップ兼オフィス、4階には打ち合わせなどのスペースがある。コンパクトだが機能的で快適な空間だ。
公式サイト:http://superclassic.jp/gallery/