タイ・エアアジアXは就航記念キャンペーン運賃として日本―バンコク線のエコノミークラスを片道9900円(燃油サーチャージ、空港税込み)という衝撃的価格で販売
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 日本人観光客が多いタイと日本を結ぶ直行便にLCCが参入――。

 マレーシアのLCC・エアアジアグループでバンコクを拠点に中距離路線を展開する「タイ・エアアジアX」が日本路線の開設を発表した。2014年9月1日から成田―バンコク線を毎日、関西国際空港(関空)―バンコク線を週5便で運航する。

 現在、エアアジアXは成田・関空・中部―クアラルンプール(マレーシア)線を運航している。タイへのLCCノンストップ便の就航は日本人のタイ旅行に大きな影響を与えることは間違いないだろう。

 タイ・エアアジアXの成田―バンコク線は成田を10時30分に出発し、バンコクのドンムアン空港に15時05分に到着する。またバンコクからの帰国便はドンムアン空港を深夜1時に出発して成田空港に9時15分に到着するスケジュールになっている。

 関空発着(週5便)は関空発は深夜1時10分発(バンコク5時着)、バンコク発は16時25分発(関空23時50分着)。機材はエアアジアX(日本―マレーシア)と同様のエアバスA330-300型機で運航され、エコノミークラス(365席)およびビジネスクラスに相当するプレミアム・フラットベッド(12席)の合計377席となる。

 気になる運賃は現在の成田・関空・中部―クアラルンプール線の運賃水準に近くなる見込み。現在、9月の日本―クアラルンプール間の相場がエコノミークラス片道1万4000~4万円、ビジネスクラス片道3万5000~6万円となっていることから、それに近い水準になるだろう。

 エアアジアXのアズラン・オスマンラニCEOは「フルサービスキャリアの航空会社に比べて、3~5割近く安い水準の価格を提示していきたい。人気ルートなので、バランスを見ながら価格を設定していきたい」と述べた。7月8日から同月13日まで販売される就航記念キャンペーン運賃(搭乗期間は9月1日から2015年7月まで)はエコノミークラスが片道9900円、ビジネスクラス(プレミアム・フラットベッド)が片道3万8000円(燃油サーチャージ、空港税込み)。他社の燃油サーチャージのみ(つまり運賃を含まない)の額よりさらに割安という衝撃的な安さだ。

エアアジアXのアズラン・オスマンラニCEOは浴衣姿でアピール
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