多くの方が抱いているお金の悩みを紹介し、解決のヒントとなるさまざまな知識やノウハウを伝えていく本連載。その主役となるのが“アフロFP”。はたして今回、アフロFPはどんな方法で問題を解決していくのでしょうか?

 みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの山田英次です。

 関東地方は6月初旬に梅雨入りしましたが、今年の梅雨は本当によく雨が降りますね。ダムの貯水率が問題なさそうなのはよいことですが、そろそろ夏らしい青空が見たいものです。

 さて、前回のコラムでは複利の効果を敵に回してしまったご夫妻のお話が出てきましたが、今回は住宅購入について悩んでいるご夫妻が登場します。

 私がファイナンシャルプランナーになってから最も多くいただいたご質問がこれだと思います。ぜひご一読ください。

マンション選びに焦る夫婦 

 梅雨明けが待ち遠しく感じる7月初旬のある日、40代前半のご夫妻がいらっしゃいました。コンサルティングルームに入るやいなや、マンションギャラリーでもらったたくさんの資料を机に広げ始めた2人でしたが、なんだか浮かない顔をしています。

 そのたくさんの資料をよく見ると、マンションの立地がバラバラです。東京、埼玉、千葉、神奈川などあちらこちらのファミリーマンションの資料が10種類以上、並べられています。

 アフロFPは一瞬自分がマンションのセールスを受けているような錯覚に陥りましたが、すぐに正気に戻り、ご夫妻のご相談内容の確認に入りました。

●家族構成
  Jさん夫婦:夫(太一)34歳 妻(真美)34歳 子供 妊娠中(9月出産予定)
●年収
  夫 480万円 妻 320万円
●現在の保有資産
  預貯金:1000万円(うち800万円は親からの援助)
●住居
  賃貸(賃料は月額11万円)