揚げたてを提供する天ぷら定食専門店「まきの」が関西で人気を集めている。

 2013年10月にオープンした神戸三宮のセンタープラザ店は、昼どきともなると近隣のビジネスパーソンが並び、行列のできる店として評判だ。日本一長い大阪・天神橋筋商店街にある天神橋四丁目店も、地元客や観光客が来店し、大勢の客で賑わう。

 天丼専門店のように狭い店内で1人黙々とご飯をかき込む雰囲気ではなく、家族や友人、同僚と会話しながら楽しく食事を楽しむ光景が印象的だ。

 運営するのは、うどんのファストフード業態「丸亀製麺」を展開するトリドール(本社神戸市)。基幹ブランドの丸亀製麺のほか、焼き鳥「とりどーる」など現在、国内に847店舗を展開する(2014年3月末時点)。11年からは海外にも進出し、中国、タイなどに61店舗を出店。つい先日東京・神田錦町にオープンした「鹿屋アスリート食堂」(詳しいレポートはこちら)にも資本参加している。

 その同社が丸亀製麺のビジネスモデルに近い天丼業態ではなく、天ぷら定食専門店を出店した狙いは何か。秘密を探った。

2014年1月にオープンした「まきの天神橋4丁目店」。JR天満駅からも近く、近隣の住民や観光客らがひっきりなしに訪れる
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神戸三宮のセンタープラザ地下1階にある「まきのセンタープラザ店」は2013年10月オープン。のれんだけの入りやすい店舗で、昼どきにはビジネスパーソンが並ぶ
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