日に日に気温が高まり、サンダルが履きたくなるシーズンが到来。女性向けに比べてそれほどデザインにバリエーションがあるとはいえない男性向けサンダルにもトレンドがある。

 今夏は米国にルーツを持つアウトドアブランドのサンダルがヒットしそうな予感。コロラド州で生まれたブランド「テバ」は30周年、同じくコロラドで誕生した「チャコ」は25周年をそれぞれ迎え、アニバーサリーイヤーを記念したモデルがリリースされている。一方、オレゴン州ポートランドに本拠を置く「キーン」は先日、新感覚のユニークなフットウエアを発表した。

 そう、2014年は米国発アウトドアサンダルの当たり年なのだ。米国の大自然の中で生まれ、アウトドアシーンでの使用が想定されたサンダルは、機能的には申し分ないうえに、履きやすいデザインのものが多い。

 人気セレクトショップや大手スポーツショップでの展開もある、これらのブランドのサンダルを厳選して紹介する。

ストラップ付きサンダルの元祖「テバ」

 1984年、グランドキャニオンの若きリバーガイドが世界で初めてストラップ付きのスポーツサンダルを開発。これがヘブライ語で“自然”という意味を持つブランド「テバ」の始まりだ。当時のリバーガイドは乾きやすいビーチサンダルを好んで着用していたそうだが、ビーチサンダルは脱げやすいのが難点。一方、スニーカーやトレッキングシューズは一度水が侵入してしまうと履き心地が悪くなる。こうした問題点を解決したのが、テバのストラップ付きサンダルなのだ。

 ブランド誕生から30周年を迎える2014年のトピックスの1つが、アイコンとしてブランドを支えてきたスポーツサンダルの復刻。「オリジナル ユニバーサル」は足の甲の部分と足首の部分の調整ができるユニバーサルストラップシステムを採用したテバの原点とも呼べるモデルだ。ブランド創設当時の印象を残したシンプルかつベーシックなデザインは、どんなファッションにも合う。

テバ「オリジナル ユニバーサル」(5800円)
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 もう1つ、テバのサンダルで押さえておきたいのが「ハリケーン」。ブランドを代表するモデルで、日本でも根強い人気があるストラップサンダルだ。その最新作である「ハリケーン XLT」は、ニューヨーク発のアパレルブランド「スティーブン アラン」や、セレクトショップ「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」の別注モデルが発売されるなど、ファッションシーンでも注目されている。フィットを自在に調節できるストラップシステムに加え、グリップ力と耐久性に優れたアウトソール、抗菌加工が施されたフットベッド(足を置く部分)も特徴だ。

テバ「ハリケーン XLT」(5,800円)
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 同じくハリケーンシリーズの「ハリケーン トゥ プロ」は、日本限定カラーが2色展開されている。つま先にガードがつけられ、アウトソールにはグリップ力が高いオリジナルの「SPIDER ORIGINAL」を採用。水辺でのレジャーなどでも活躍するはずだ。

テバ「ハリケーン トゥ プロ」(7500円)
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