『~ラクなのに美味しい~驚異の弱火調理法』(監修:山本千代子 著者:山本智香/三空出版)。同調理法初のレシピ本。四季の野菜の山本式の基本調理法とそのアレンジなど、合計67レシピを収録。動画で基本の手順が見られるQRコード付き(画像クリックで拡大)

 「山本式調理法」の初のレシピ本『~ラクなのに美味しい~驚異の弱火調理法』(三空出版)が2014年5月に出版され、発売後1週間で増刷が決定した。発売直後からAmazonでは完売状態で「知る人ぞ知る調理法でレシピ本が待たれていた。読んだ人からの口コミ効果が大きい」(三空出版)

 山本式は[1]加熱していない鍋に油をひき、少量の塩を振る、[2]野菜などの素材を入れてなじませる、[3]ぴったり合うふたをする、[4]弱火で加熱する、というシンプルな調理方法。これだけで「野菜のアクが旨みに変わる」「完全に火が通っても煮くずれず、心地いい歯触りが残る」「時間がたっても水分が出にくく、色も変わりにくい」「薄味でも美味しい」などの効果があるという。また、料理が苦手な人や初心者でもうまくできるという。また過酸化脂質が発生しにくく、水溶性のビタミン類の損失が少ないなどの利点もある。山本式を取り入れた人からは、「健康診断の数値がよくなった」という声も寄せられているそうだ。

 弱火加熱で、さらにふたをするのでガステーブルが汚れにくかったり、油が酸化しにくいので換気扇の油汚れがほとんどつかないなど、副次的なメリットも多い。

 「ガスの使用量が少ないということは、CO2の排出量も少ないということ。食事を作りながら地球環境の維持に貢献できる」(著者の山本智香氏)。

(文/桑原 恵美子)