充電器の圧倒的存在感こそガテン系の誇りである

 マキタ君の「ガテンぶり」を示すのが、この充電器である。現行ではもうちょっと洗練(?)されたタイプになっているのだが、まあ、基本はいっしょ。正直言って、頼もしいけどダサい。デカすぎ。泣笑。

合計1530gのバッテリーと充電器の勇姿
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バッテリーは本体のカバーをはずして入れるだけ
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 別に持ち運ぶわけではないのだから、見てくれと重さなどどうでもいいとは思うものの、4093DWの充電器の重量は1085gで、バッテリーは445g(いずれも実測値)。充電中は1530gの圧倒的存在感である。さすが業務用出身。

 バッテリー内蔵のダイソンは、オシャレな本体をお部屋の片すみで本体ごと充電しながら「見える収納」が可能だろう。ソファでゆったり身を休めるエグゼクティブは、休憩中もサマになるというわけだ。

 しかし、マキタ君の場合そうはいかない。充電中のバッテリーを眺めると、重労働の後に一杯引っ掛けてごろ寝しているオッサンのようで、オシャレもクソもないかさばり具合。日常的に使用するこのガテンな充電器を部屋のどこに置くのか、と一瞬迷ったものの、キッチンの片隅に無事設置。ずっと同じ場所においてある。

 けれど充電時に本体からバッテリーが取り外せるということは、本体の構造が簡単なぶん故障が少ないことにもつながり、またいざとなれば新しいバッテリーに交換することも可能だ。

 しかも、マキタ君の場合、重いのは充電器だけで、バッテリー装着時の本体は1586g(実測値)。ダイソンのDC35は床掃除に使うカーボンファイバーブラシを装着すると2200g(カタログ値)になるのだから、マキタ君「飯は大盛り食うけど身軽なトビ職」という感じなのだ。

 ただしガテン系の常として、工事中、もとい、掃除中の「音」はけっこうなもので、ネットなどの口コミを見ても「うるさい!」「音がデカイ」という評も多いのだが、そこはそれ、パワーの証しということで私は許している。

 声がデカイのも、充電器が重いのも、ファッションセンスがイマイチなのも許す。

 若かりし頃、エグゼクティブ外資系男にあこがれたことがぜんぜんないとは言わないが、私はこれからもマキタ君とともに生きていくつもりです。

推薦人/小幡 恵
フリー編集者。新宿生まれの新宿育ち。10社近くの出版社をハシゴして今にいたる。得意分野なし。不得意分野、細かいこと。なんにでもすぐ手を出すが、ヒジョーに飽きやすい性質。1男1黒猫1ウサギあり。