ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回は富士フイルムの「スマホ de チェキ」を取り上げる。これは、スマホの写真を印刷できるインスタントプリンターで、かつてのポラロイドカメラを彷彿とさせる製品。画質にはこだわらず、プリクラ感覚で楽しみたい。

 「チェキ」をご存じだろうか? 撮影したその場でプリントができるインスタントカメラで、デジカメやスマホが全盛の今でも、アジアを中心に根強い人気を集めているという。本体が大きくて持ち歩きに不便、画質が低いなど、さまざまな弱点はあるものの、プリントしたものが即座に手に入る楽しさがウケているのだろう。インスタントカメラは昔から“スキマ商品”的な存在だったのだが、デジカメの時代になっても、ちゃんと居場所があるわけだ。

 新登場の「スマホ de チェキ」は、チェキをヒットさせた富士フイルムの新製品で、スマホから印刷できるインスタントプリンターだ。写真は、いわゆるポラロイドと同じと考えればいいだろう。プリント後、しばらく待っていると画像が浮かび上がってくる。

 どこまで楽しい製品なのか、早速お借りしてみた。サイズは一昔前のビデオカメラ程度。ちょっと大きいので、日常的に持ち歩くのは負担だが、たまのイベントなどに持ち出すには頃合いだ。真っ白なボディーは樹脂製だが、さほど安っぽさはない。ただし、価格が1万7000円台と安くはないので、もっと格好が良く、物欲をそそるデザインを期待したいところ。ちなみに、価格は記事執筆時点でのアマゾンのものだ。

スマホ de チェキは、コンパクトなインスタントプリンター
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本体に搭載されているのは電源ボタンと繰り返し印刷のボタンのみ
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本体サイズをiPhoneと比較したところ。ちょっと大きくて253gだ
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