フィリップス エレクトロニクス ジャパンが2013年9月に国内で販売を開始した「Philips hue」は、これまでにないユニークな特徴を備えたLED照明だ。白熱電球型のLED照明の多くは、最も一般的な電球用のE26口金に装着して「白熱電球代わり」として使う。壁面などに備え付けられているスイッチでオン・オフするのが普通だ。

 しかしPhilips hueは無線技術を使い、Wi-Fiやインターネットを経由してスマートフォンやタブレットからオン・オフできるだけでなく調色まで行えるユニークな機能を持っている。いったいどんなことが可能になるのだろうか、はたして簡単に使いこなせるのだろうか。実際に使って検証した。

フィリップスが2013年9月に国内で販売を開始した「Philips hue」
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 2013年9月の発売時は全国のアップルストア店舗やアップルオンラインストア限定だったPhilips hueだが、2014年1月にはAmazon.co.jp、ザ・コンランショップ(新宿本店、丸の内店、大阪店)、LOUNGE by Francfranc(東京都港区南青山)でも販売が始まった。

接続や設定はとても簡単だった

 まず前提として、Philips hueを使いこなすには、家庭内にLAN環境が必須になる。現在、Philips hueがアップルストア店舗をはじめとした一部のチャンネルでの限定販売になっており、一般家電量販店で購入できないのはこの点が理由になっているようだ。

 でも接続設定はとても簡単だった。最初に導入する「Philips hue LEDランプ スターターセット」(実勢価格2万6000円)はLED電球3個と「hueブリッジ」と呼ばれるコントロールステーションが同梱されている。

LAN環境に接続する「ブリッジ」(以下、hueブリッジ)とLED電球(以下、hueランプ)3個をセットにした「Philips hue LEDランプ スターターセット」の実勢価格は2万6000円
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 まずはこのhueブリッジをWi-Fiルーターなどに有線で接続し、E26口金の照明器具にhueランプを取り付ける。壁面などにある照明のスイッチをオンにすれば、ひとまず照明としては普通に使えるようになった。ただし、照明や住宅に備え付けのスイッチでオンにしただけの場合には、hueランプは少しオレンジがかった電球色で点くように設定されていた。

hueランプを照明器具の主電源を使って点けると、写真のような電球色で点灯する
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 また、hueブリッジはWi-Fi接続には対応していない。住宅に備え付けのLAN端子などに接続するだけではワイヤレスでのコントロールはできない。自宅内でスマートフォンやタブレットからワイヤレスで操作したい場合は、Wi-FiルーターなどのWi-Fi環境を構築しておく必要がある。