シグマ

24-105mm F4 DG OS HSM

レンズマウント:キヤノンEFマウント、ニコンFマウント、シグママウント

発売日:2013年11月15日(キヤノン用)、2014年1月24日(ニコン用、シグマ用)

実勢価格:9万8000円

 ここ数年、シグマは意欲的というか“挑戦的”な交換レンズを数多く発売している。今回紹介する「24-105mm F4 DG OS HSM」は、おもにフルサイズ一眼レフ向けの標準ズームレンズだ。24mmスタートで開放F4通しの標準ズームレンズは、キヤノン・ニコンともに同等スペックの製品を純正品で用意しており、さらに一眼レフカメラのキットモデルならば単品よりも割安に購入できる。つまり、あえて不利な状況を覚悟で、カメラメーカーに真っ向勝負を挑んでいるのだ。

 思えば、シグマは2008年に「50mm F1.4 EX DG」を発売したときも、“50のイチヨン”というカメラメーカーの超定番レンズにあえて切り込んだ。それには相当な勇気と覚悟があったと想像するが、あのレンズはデジタルで写真を始めた世代に単焦点レンズの魅力を広め、今の交換レンズ市場、さらにはシグマのブランド力にも大きく影響を与えていると思う。24-105mm F4 DG OS HSMにも、どこかそういう意気込みが感じられるのだ。

 そんなメーカーの意地と意気込みが垣間見えるレンズで、昨年末に上海でPM2.5にむせびながら撮影したのが今回掲載する作品たちだ。直接比較したわけではないし、レンズ開発の技術は日進月歩なので当然かもしれないが、キヤノンやニコンが発売している同クラスのレンズよりも格段に写りは上質だと感じた。

あのPM2.5は想像以上のもので、街中では多くの人がマスクをしていた。色柄が豊富なのは、さすが目立ってナンボの中国だ(EOS 5D Mark III使用、62mm、ISO400、1/80秒、F4)
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手持ちで1/10秒の撮影だったが、手ぶれ補正機構のおかげでばっちり。夜景が手持ちで撮れるのは、旅において重要なポイントだ(EOS 5D Mark III使用、28mm、ISO800、1/10秒、F8)
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上海名物の竹細工もいまだ健在。というか上海では常識(EOS 5D Mark III使用、95mm、ISO500、1/100秒、F5.6)
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