ROSLE(レズレー)「ロッキングトング」
トングの開閉が片手できる。希望小売価格は、M(30cm/200g)が4200円、S(23cm/173g)が3675円。レズレーはドイツのキッチンツールブランド
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料理教室でびっくり! 運命のトングとの出逢い

 不思議なことが大好きだ。

 クロースアップマジックの第一人者、前田知洋さんの大ファンで、DVDは購入してから10回以上は見倒した。しかし、マジックのタネを分析し、すぐに自説を展開し始める我が夫が腹立たしい。そのたびに、

 「タネなんて知らなくていい! 不思議なことは不思議なままで楽しみたいんだから!」

 と、文句を言っている。私の仕事の専門分野は「食」なので、マジックについて書くことなどないから、詳しくなる必要はないのだ。

 が、まさか料理の現場でマジック的なことに出くわすとは想像もしなかった。

 お仕事でもご一緒している出張料理人、マカロン由香先生の料理教室に参加したときのことである。

 「お肉は焼けた面をトングで返してくださいね」

 マカロン先生の指示に従って、トングを手にとった。ん……、これどうやって使うのかしら。カチャカチャと適当にいじってみたが、開かない……。先生! 使い方がわかりません~!

 「あ、教えてませんでしたね! このトングはドイツの『レズレー』というブランドのものなんですが、とっても不思議なんですよ。下向きにしたときに握って、圧力をかけると開きます。上向きにして握ると閉じるんです」

 一瞬、目がテンになりつつも、実際に操作してみる。あら不思議!

 支点の部分にループがついていて、ひっぱると閉じるタイプのトングは持っている(あのタイプは仕組みが明解だ)。決して使いにくいわけではないが、両手を使わないと、閉じることができない。これは下向きにしたり、上向きにしたりすれば、調理中に片手でも開閉できてしまうという優れものなのだ! タネも仕掛けもわからない、まるでマジック!

 さらにマカロン先生、こうもおっしゃった。

 「下向きにしたまま再度握っても、閉じないんですよ。食材をつかんでいるときに閉じたら、困っちゃいますからね」

 ななな、なるほど! やってみたらホントだ、これはすっごく便利! しかも、フォルムも美しい。欲しい、いますぐ欲しい! ひさびさにひと目惚れってヤツです。

 料理教室でメーカーにまとめて注文をしてくれるというので、迷うことなくオーダー。こうして、我が家のキッチンに新しい仲間が加わったのである。

『出張料理人が教える 本当に使えるおもてなし本』(講談社)もヒット中、マカロン由香先生(写真中央)。ブログ『マカロン由香の「本日の一皿」』より、料理教室の様子
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