「センシー2 スマートペン」(700円前後)。サイズは全長139mm、最大径11.7mm、ペン先は電池駆動式でないタッチペンとして業界最細だという直径3.3mm(2013年10月現在)。ブラックとホワイトの2色展開
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有機導電繊維を束ねたブラシで、手書きのような入力感や描画感を実現
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 プラチナ万年筆(東京都台東区)が2013年11月25日に発売した「センシー2 スマートペン」が好調だ。「スマートフォン用のタッチペンは3000円前後で販売されることが多いが、この商品は4分の1以下の700円前後と学生でも購入しやすい値段」と同社宣伝部の山新田氏。スマートフォン端末の価格が上昇するにつれ、同時に購入することが多いタッチペンの低価格化に対するニーズが高まって開発された。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、サイズは全長139mm、最大径が11.7mm。

 一般的にタッチペンを液晶パネルに反応させるには金属軸が必要だが、同商品は樹脂軸を使用し、軽量かつ低価格を実現した。シリコンパーツに比べ、ディスプレーとの摩擦抵抗が小さい有機導電繊維を束ねたブラシを使用したことで、手書きのような入力感や描画感が得られる。このブラシの導入により先端部分は電池駆動式ではないタッチペンとして業界最細の直径3.3mmとなり、タッチしたい部分が隠れにくく、誤操作が防げるようになった。また、繊維に含まれる銅が持つ抗菌作用によって、先端タッチ部分が清潔に保たれる。反対側はマーキングペンで、タブレットを使って授業を受けたり、会議に参加したりしながら、ノートにメモを取りたいときなど、学生でもビジネスパーソンでも使い勝手がいいのが特徴だ。もちろん指でうまく操作できずにストレスを感じる人や爪の長い女性から、倉庫やレストランの調理場などで手袋をはめたままタブレット端末を操作する必要がある人も重宝する。

 現在、全国の文具店で販売しており「今後は家電量販店やバラエティーショップでの取り扱いを増やし、より多くの学生やビジネスパーソンに使っていただければと思う」(同社 宣伝部 山新田氏)。

(文/服部英美)