iOSやAndroidなどを搭載したタブレット端末の用途はさまざまだ。家庭でPC代わりに使う人もいれば、仕事で資料の閲覧やプレゼンに使ったり、会議のメモを取ったりする人もいるだろう。

 タブレットは「閲覧性に優れたモバイル端末」であり、特に動画や電子書籍の閲覧に威力を発揮する“ビューワー”として役立つ。最近は動画サービスも増え、タブレットを使った動画視聴も容易に行えるようになっている。

 しかし、意外に難しいのが「購入したDVDのコンテンツをタブレットで視聴する」という方法だ。タブレットにはDVDドライブはついていないし、USBタイプのDVDプレイヤーを接続して視聴することも基本的にはできない。ではどうすればいいだろうか。

 一番簡単な「解」は、マイクロソフトのタブレット「Surface Pro」を利用すること。Surface ProのOSはWindows、つまりパソコンそのものなので、当然DVDドライブを使える。Windows 8自体にはDVDの再生機能はないが、有料ソフトを使うなどすればいいだろう。同様にWindows 8を搭載したタブレット端末はいくつかあるので、これを利用する手はある。

 とはいえ、現状で「タブレット」といえばiPadやAndroidが一般的。また、DVDを見るためだけにタブレットを買い直すのもナンセンスだ。だが、iPadやAndroidではDVDをそのまま見ることは難しい。

 iPadなどのiOSでは、DVDの映像をPCで変換し、端末に転送して視聴することもできるが、自作のDVDや音楽CDならともかく、著作権保護のかけられた映画やミュージックビデオなど、市販のコンテンツとなると厳しい。技術的に、というよりも、著作権法による制限があるからだ。基本的に現在の著作権法では、私的利用の範囲でもデータの保護技術を回避してコンテンツをリッピング(吸い出し)すると違法になる。

 米国であれば、光学メディアを購入すると映像データをダウンロードできる「UltraViolet」という仕組みがあり、これを利用すると自宅のテレビではBDやDVDで視聴し、タブレットではクラウド経由で映像を見る、といった使い方ができる。また、国内では2013年11月に発売された「モンスターズ・ユニバーシティ」(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)がBD/DVDを購入すると、スマホやタブレット、PC向けの本編ビデオをクラウド経由で楽しめる「MovieNEX」に対応している。

 とはいえ、「MovieNEX」対応ビデオはまだ広がっていない。また、動画配信サービスを利用するという手もあるが、すでにDVDを持っている作品にさらにお金を払うのも気が引ける。

 では、手持ちにDVDをタブレットで楽しむ方法はないのか。ここで登場したのがロジテックのポータブルDVDドライブ「LDR-PUA8U2S」シリーズだ。

ロジテックの「LDR-PUA8U2S」。ドライブ自体はいたって普通のDVDドライブ
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