ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回は製品についてではなく、某パソコンメーカーのサービス・サポート体制について戸田氏が体験したトラブルを紹介する。製品レビューとは一味違うパソコンの選び方として参考にしてほしい。

 今回の記事では、どんなに安くて性能が高くても、購入してはいけないパソコンの話をしたい。誤解を防ぐためもあって、写真などのビジュアルを一切入れていないので見た目はつまらないかもしれない。しかし、内容はかなり衝撃的なので、興味深く読んでいただけるはずだ。

 今年3月に購入したタッチ操作対応パソコンが4カ月ほどの使用で故障した。なぜか充電できなくなったのだ。修理に出したところ、1週間とたたないうちに戻ってきた……。ここまでの対応は、まあ普通であろう。電話口のサポート担当者がいまいち要領を得なかったが、まあ、それもよく体験することだ。僕自身が一般的なユーザーよりも知識が豊富なために、そう感じるのだと思う。

 さて、戻ってきたパソコンに電源を入れる。もちろん普通に利用できた。ただし、それは最初の1回目だけ。バッテリー切れと同時に、またしても充電できなくなってしまったのだ。画面にはエラーコードが表示されるだけである。

 メーカーの窓口に連絡したところ、これは放電し過ぎたための現象だと言う。サポートの指示に従って丸1日充電してみたが、改善が見られないので再び修理に出すことになった。この時点で僕が感じたのは「返却する前に、きちんと確認してほしかった」ということだ。修理内容はバッテリーの交換となっていたが、戻って1回でまた同じ状況になるのは納得がいかない。