この記事は「日経トレンディ2013年11月号(10月4日発売)」から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

 「たかが予約、されど予約」―。大手航空会社のサイトで航空券を予約する場合は、ただ乗りたい便を選ぶだけでよかったが、LCCの予約は勝手が大きく異なる。実際、予約サイトを開いてはみたものの、「面倒で断念した」という声も聞こえてくるほどだ。

 今回は国内2大LCCのジェットスターとピーチの予約方法について解説するが、「LCCはウェブでの手続きが最安になる」とまずは覚えておきたい。ウェブで予約を取っても手数料はかからないが、コールセンターで予約をすればそれだけで、ピーチは1050円、ジェットスターは2700円もの予約手数料が必要になる。サービスをそぎ落とすことで実現している低運賃ゆえに、人を介したサービスを受けるごとに料金は加算されていくのだ。

 2社の予約時にポイントとなるのは、「運賃タイプ」「預け手荷物の有無」「座席指定」のたった3つだ。

 希望する路線と日付で検索すると、ジェットスターでは「Starter」「Plus」「Max」の3つが、ピーチでは「ハッピーピーチ」と「ハッピーピーチプラス」という2つの運賃タイプが表示される。シンプルに運賃のみのStarter、ハッピーピーチ以外は、座席指定や預け手荷物が無料になったり、予約変更ができるなど、何らかのオプションが含まれたタイプだ。

 ここでまず考えるべきは、予約変更やキャンセルの可能性。可能性がなければ、運賃のみのStarterかハッピーピーチを迷わずに選べばいい。預け手荷物や座席指定は、後で付け加えることができるからだ。

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 運賃を選んだ後に問われるのは、預け手荷物の有無。そもそも、手荷物の機内持ち込みは、合計2個、10kgまで無料で認められている。つまり、荷物が10kgを超えなければ預ける必要はないのだ。今回、10kgの荷物の量を知るために荷造りをしてみると、男性1人の2泊3日分の荷物が十分収まった。

 ちなみにジェットスターもピーチも、事前予約をせずに当日空港カウンターで預けると、料金が約2倍に跳ね上がる。予約時は預けないつもりでいても、準備する過程で荷物が増えてしまった場合は、両社ともにウェブサイトから予約の変更・確認ができるので、搭乗前に手続きをしておきたい。

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