カラーはブラック-えんじ、カーキ-オレンジ、ピンク-ローズの3色。価格は1480円(画像クリックで拡大)

 カバンを床や椅子の上に置いたとき、ぺたっと倒れてしまった経験はないだろうか。そんな悩みを解消するための、カバンに入れる「骨」が売れている。

 その名も「カバンの骨」は、カバンの底に仕込み、内壁下部に張りをもたらすことで型崩れを修復し、自立をしやすくする補助用具だ。

 製造・販売元であるハピネオ(愛知県一宮市)の代表取締役社長 荻本芳也氏によると、誕生のきっかけは友人のカバンが棚から落ちて中身が散乱したこと。

 「カバンが自立しないことで、モヤモヤとしているヒトは多いと直感し、その後、駅の券売機や売店などで多くの人のかばんの自立具合を観察。へたったカバンをきっちり自立させることへのニーズを感じ、カバンの自立がパーツで実現できたら、新しい価値を生み出すと考え、商品化しました」(荻本氏)

 骨は、硬いベルトのような形状にし、カバンの外周のサイズが違っても調整できるように工夫した。2013年7月に同商品を発表すると、発売前からメディアで取り上げられ、8月10日に発売すると2週間で初期ロットの1000個を完売。その後、入荷と品切れを繰り返しながら、2カ月弱で3300個が売れたという。

 購入者の男女比は7対3で男性のほうが多く、都市部の30~40代のビジネスパーソンにもっとも売れているようだという。1個目を購入した人がリピーターとなる場合が多く、女性からの「もっと小ぶりのバッグ向けのものが欲しい」という声を受けて、ミニサイズを開発中だ。

(文/北本祐子)