この記事は「日経PC21特別編集 通信料金はまだまだ下がる(7月31日発売)」から転載したものです。内容は基本的に執筆時点のものとなります。

 前回まで紹介してきた無料のWi-Fiサービスは、いずれもアクセスポイントとの通信を暗号化する仕組みが使われていない。暗号キーなしで手軽に接続できる半面、Wi-Fiの電波が第三者に傍受されれば、通信内容を簡単に盗み取られてしまう危険がある(図1)。

 こうした危険を避けるには、「SSL」という暗号化方式で、別途安全を確保するとよい。利用しているウェブメールなどがSSL に対応しているかどうかは、ブラウザーの画面で確認できる(図2)。もしSSLに対応していない場合は、重要な情報の送受信を行わず、ウェブの閲覧程度の利用にとどめておいたほうが無難だ[注]。

図1 無料のWi-Fi サービスのアクセスポイントは、暗号キーが設定されていないので、悪意のある第三者に通信内容を盗み取られる危険性がある。安全に利用するには、重要な情報のやり取りはSSLに対応したクラウドサービスだけで行う、といった対策が必要だ
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図2 利用しているウェブメールがSSLで守られているかどうかは、ブラウザーの「鍵マーク」やアドレス欄の「https…」という文字で確認できる。画面のGメールはSSLに対応している
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