「もこもこモコレット」263円。ホワイト、ピンク、ブルー、グリーンの全4色。全国のスーパー食玩売り場で販売中(画像クリックで拡大)

 玩菓商品の企画製造を行うハート(東京都墨田区)は2012年12月、便器型の玩具の底からあふれてくる泡をストローで吸って食べる異色の食玩「もこもこモコレット」を発売。便器型のプラモデルを組み立て、そのタンクに粉と水を入れて、出てきた泡をストローで吸って食べるという仕組みだ。

 「よく言えばとんがった、悪くいえばアクの強い商品なので、販売店で置いてもらえず、ほかの商品と比較するとシェアはそれほど伸びていなかった」(開発担当 青野考由氏)という。しかし採用率の低さの一方で、置いてもらえた販売店では動きがいいのが特徴だった。最初は取引に難色を示していた販売店も、試しに自宅に持って帰って子供に与えると、家族中が大爆笑し、その販売店で採用されたというエピソードもあるそうだ。

 そんな一部で注目されていた製品が、ここ1カ月ほどで急に引き合いが多くなり、2013年6月には増産を検討するほどに。注目されている理由は、YouTubeでこの玩菓の動画が配信され、海外でも話題になりツイッター、ブログなどで盛り上がっていること。6月には香港の新聞でも「異色のお菓子」として紹介されて注目を集めたことから、香港での販売も予定している。「これから本格的にブレイクするかも!?」(青野氏)と、同社では期待を膨らませている。

(文/桑原 恵美子)