「セキセイインコ風味」(あわ・ひえ・きびなどの人間用国産雑穀と蜜りんご)、「ぶんちょ仕立てのフィンチ風味」(雑穀入りバニラアイスに、マシュマロをプラス)、「オカメインコ風味」(バニラアイスに食用ひまわり・かぼちゃの種と蜜りんごをプラス)各 100ml・294円。無添加無着色無香料の材料を使用しているので、体にもいい(画像クリックで拡大)

 神戸市の小鳥カフェ「とりみカフェ ぽこの森」(神戸市)がイベント限定で販売した“インコ風味のアイスクリーム”が人気を呼んでいる。

 イベント「幸せを運ぶ小鳥の作品展」(阪神百貨店梅田本店)では販売開始後約10分で売り切れるほどの人気で、2日間で総計約300個を完売。この人気を受けて同カフェでは早々に商品の定番化を決定。「セキセイインコ アイス」「ぶんちょ仕立てのフィンチアイス」「オカメインコ アイス」の3種類を2013年6月からカフェで提供するほか、通販も予定しており、アイスクリーム製造元が繁忙期を過ぎるお盆明け頃から受け付けを開始するという。

 作ったきっかけは、毎年雑貨を出品していたイベントで今年から飲食物も取り扱い可能になったこと。カフェという業態の強みを生かし、「オカメ・セキセイ・文鳥が普段食べているもので、人間も美味しく食べられるものを作りたいと考えた」(同カフェ オーナー 梅川千尋氏)。そこでアイスクリームにその鳥が普段食べている雑穀などを混ぜていった結果、どんどん鳥の匂いに近くなっていき、「口の中にインコ臭が広がる」(梅川氏)味わいとなった。その感想をツイッターに投稿したところ、ネット上では「ハードルが高過ぎる」「ちょっと違うのでは」という声や「インコ好きはインコの香りをかぐのが好きだから、これぐらいは普通」という声など、賛否両論。だが実際に食べた人からは「イロモノかと思って食べたら美味しかった!」との声が圧倒的に多かった。

 気になる味だが、梅川氏の表現によると「セキセイインコアイス」はセキセイインコを握りしめながら、その匂いをかぎつつバニラアイスを食べたときのような感じ、「ぶんちょ仕立てのフィンチアイス」は口の中に文鳥を突っ込んだときの胸の羽根の触感、「オカメインコアイス」は口を開けて寝ていたときに顔の上をオカメインコが走って足が口の中に入ったような感じ、とのこと。

 「鳥は今、愛好者が減少しマイナージャンルになっている。このアイスが鳥人気盛り上げのきっかけになればうれしい」(梅川氏)

(文/桑原 恵美子)