「解体フィギュア・黒マグロ」2万9400円。黒マグロ本体:全長330mm、体高120mm(ひれ含む)、体幅75mm。セット内容は黒マグロ本体、下ろし台、下ろし台脚、ディスプレイ用台座、ディスプレイ用台座脚、下ろし包丁、下ろし包丁鞘
ホビー商品販売会社ホビーストック(東京都墨田区)は2013年4月16日より、マグロの解体作業で切り分ける部位を正確に再現したフィギュア「解体フィギュア・黒マグロ」を発売した。企画・製作を担当したのは、築地のまぐろ卸業者「山和」渡辺代表。渡辺代表は仕事柄、マグロを売買する際にノートに書いて説明しているが、部位や柵取りについての情報が伝わりにくいため、説明のための立体フィギュアを思いついた。また自身が大のおもちゃコレクターということもあり、「こんなフィギュアが欲しい」と本気で思ったことも理由のひとつだ。
開発段階で渡辺代表が細部にまで妥協せずにこだわったため、どんどん予算がオーバー。「この価値は必ず伝わる」という信念で商品化したが、発売価格は約3万円と高額になってしまった。販売を担当したホビーストックでも「どれだけ売れるだろうか」と不安を抱く社員が多い中での発売だったが、発売と同時に取材が殺到。ホビーストックの通販サイトなどインターネット通販のみの販売ながら、1カ月間で3桁に届く勢いの売り上げで、関係者も驚いている。
「マグロのプロならではの再現度の高さや、部位ごとに解体でき磁石でつながるなど今までにないギミック、本物のような付属品などがお客様に響いたのでは」(同社広報担当 安藤博志氏)
(文/桑原 恵美子)


















