登山が快適になるグッズは?

●トレッキングポール
 いわゆるストック。あると膝の負担が格段に少なくなるので、使う人が多い。

●シルク製のイージーシーツ(袋状のもの)
 山小屋の布団を気持ち悪く感じる人も多いが、これにくるまって寝れば問題ない。

●ネッククーラー
 気温が高い日は、熱中症予防対策も必要。

●ゴミ袋
 トレッキングシューズをはいていると、急な雨のときに脱いでレインスーツに着替えるのに時間がかかる。ゴミ袋をシューズにかぶせれば、スピーディーに着替えられる。

●アミノ酸系の補助食品
 疲労による乳酸の増加を抑えるものがよい。

●食品
 1回の富士登山で3670kcal 消費するといわれる。登りだけでも2000kcal以上を消費するので、チョコレート、ナッツ、ビーフジャーキーなどや、カロリーの高い市販の補助食品を持参したい。 

●タオル

●サングラス

●携帯トイレ

あきらめて下山する勇気も大事

 初心者が事故に遭わずに安全に帰るためには、体力の限界の見極めも大事。それには「時間」を目安にするのが一番いいそうだ。朝出発して昼までに頂上にたどり着けなかったらその時点で下山する、などと決めておき、必ず守ること。

 また初心者が高山病にかかったら、無理をしないで下山したほうがいいという。標高2500メートルがひとつのラインで、山小屋に泊まる場合、5合目(標高2300メートル)あたりだと高山病にはほとんどならないが、それより上に泊まると高山病になりやすいので注意が必要だ。

できるだけ体力を消耗させずに登るには?

 体重が重いとそのぶん負担が増えるので、肥満気味の人はある程度体重を減らしておくのが理想。また「呼吸法」も重要。酸素をたくさん吸える人はたくさんのエネルギーを使えるが、肺の半分程度しか使わず呼吸している人もいて、そういう人は疲れやすい。呼吸をするときは1回全部吐き、鼻で吸うようにするといい。ちなみにこの呼吸法は2日酔いにも効果抜群とのこと。

小学生の子供を連れていく場合の注意点

 6歳くらいから登山できるが、子供は元気そうに見えてもエネルギーが突然切れるので、ゆっくり歩かせることが大切。また外気温の変化、特に風に対して弱いので、暖かい服装を心がけること。そして特に小学校低学年では、下りの時に足を止める筋肉がまだ発達していないため、前に倒れやすい。下り坂では腰をロープでつないで、親が引っぱって歩かせること。