卵形スピーカーで知られる東和電子の「Olasonic」ブランドから、新しいスタイルのミニコンポ「NANOCOMPOシリーズ」が登場した。最近オーディオファンやPCファンを中心に注目されているPCオーディオだが、従来からのスタイルを一変させる可能性を秘めたシリーズとなっている。今回紹介するのは、2013年4月下旬発売予定のプリメインアンプ「NANOCOMPO NANO-UA1」(メーカー希望価格7万3500円)だ。

東和電子が2013年4月下旬に発売するコンパクトサイズのプリメインアンプ「NANOCOMPO NANO-UA1」
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USB DAC中心のPCオーディオトレンドを一変させるか

 PCオーディオを楽しむ上で最も重要な機器の一つに「USB DAC」が挙げられる。USB DACとはパソコンとUSBケーブルで接続し、パソコン内のデジタルオーディオデータをアナログ音声データに変換する機器(DAC=デジタル・アナログ・コンバーター)のこと。アナログ機器であるオーディオアンプにパソコンを接続する“最前線”であり、要となる機器である。パソコンとオーディオセットをすでに持っている人なら、USB DACを購入するだけでPCオーディオをすぐに楽しめるようになる。

 悩ましいのが、オーディオセットを持っていない人の場合だ。手軽にPCオーディオを楽しみたいのであれば、先ほど少し触れた東和電子の卵形スピーカー「Olasonic TW-S7」のようなUSBスピーカーを接続するのが手っ取り早い。もしくはヘッドホンアンプ内蔵USB DACを購入し、好みのヘッドホンを接続する形でもデスクトップミュージックを楽しめる。

 しかし、より本格的に音楽を楽しみたいと考えた場合、急にハードルが上がってしまう。というのも、スピーカーのほかに、横幅約43cmもの大きなプリメインアンプ(もしくはAVアンプ)を別途用意しなければならないからだ。

 よりコンパクトでスタイリッシュに、しかし良い音質でPCオーディオを楽しみたい。そんな人にお薦めなのが、今回紹介するUSB DAC内蔵のプリメインアンプ「NANO-UA1」というわけだ。前置きが少し長くなってしまったが、「USB DACを内蔵」する「コンパクト」な「プリメインアンプ」という点が最も注目すべきポイントとなる。