100円ショップのダイソーが中国に進出した。中国でのビジネスはますます難しくなっているというイメージがある中、筆者が訪れた中国南部の広州(広東省の省都)のダイソーでは、反日ムードはどこへやら。老若男女、多くの人でごった返していた。

ダイソーが中国に上陸! そして案外好評!

 100円ショップのダイソーが広州(広東省)と上海に進出した。過去に「日本風100円ショップ『一伍一拾』の人気が急上昇中!」という記事で中国版100円ショップ「一伍一拾」を紹介したが、この一伍一拾が取り扱う商品の中にはダイソーをはじめとした100円ショップの日本国内向け商品も含まれており、日本向けのパッケージのままで売られている。多くの中国人の間では「日本製品は高品質だが、その中でも日本向け商品は1流、中国向け商品は3流。だから買うなら日本向けパッケージ」というイメージがあるためだ。ならば、ダイソーの登場は中国での100円ショップの本命となるのだろうか。

ちょっといい生活用品が安く売られている「一伍一拾」
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 そこで広東省の省都であり、中国南部の中心都市である広州のダイソーを訪れてみた。広州のダイソー1号店は「中華広場」と呼ばれる古くからのショッピングセンターにあり、集客力はなかなかのもの。その中華広場内のダイソーも、人でごった返していた。買い物客には高齢者や社会人世代のファミリーが目立ったが、これは買い物のために家族で外出するという広東省の地域性によるものだ。

中華広場。地下鉄駅と地下道でつながっている
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入口には「DAISO JAPAN」と、堂々と日本製をアピール
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