12年に大ブレイクし、13年1月から“月9”に主演するなどCMやドラマに引っ張りだこの期待の女優。
 何が転機だったのか。最大の魅力である笑顔と前向きさがなぜ生まれるのか。その秘密を追った。

AYAME GOURIKI
1992年生まれ。2008年2月から雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍。その後、フジテレビジョン系の「大切なことはすべて君が教えてくれた」などのドラマや、積水ハウス、ランチパック(山崎製パン)、au、ジョア(ヤクルト)といったテレビCMに引っ張りだこに。12年10月からフジテレビ系の「奇跡体験!アンビリバボー」の4代目MCに就く。13年はNHK大河ドラマ「八重の桜」に出演。フジテレビ系の同年1月開始月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」では主演を務める

 テレビの画面の中で、街なかにあるポスターやPOPの中で、あるいはスポーツ新聞や雑誌の中で、その顔を見ない日はないほど、12年に大ブレイクを果たした。

 年が明けるとともに、山崎製パンの「ランチパック」、KDDIの「au」などのテレビCMに立て続けに起用され、その後もヤクルトの「ジョア」、GREEの「モンプラ」、カルビーの「ポテトチップス」といったテレビCMへ出演を重ねた。

 「ティーンコート」「未来日記― ANOTHER:WORLD ― 」「ビギナーズ!」といったテレビの連続ドラマにも毎クール続けて出演。初の主役も務め、モデルとしてだけでなく、女優としても認知度を高めた。

 さらに12年4月からは、初めての冠番組となる「剛力彩芽 スマイル s2 スマイル」がニッポン放送で始まり、ラジオにも足がかりを確保。そして10月からは、フジテレビジョン系のバラエティ番組「奇跡体験! アンビリバボー」のMC(司会者)に抜てき。活躍の場をモデルと女優以外にも広げている。

 剛力彩芽、20歳――。愛くるしい笑顔と、相手に元気を分け与えるようなはつらつとした振る舞い、それにめったに見かけない珍しい名前とが相まって、多くの人々の脳裏にその存在が刻み込まれた。

 実際、その影響力は想像以上に大きい。12年1月から剛力をテレビCMに起用した山崎製パンのランチパックの場合、1月から11月まで11年の実績を10%以上も上回る売り上げを記録。「テレビCMが商品の売り上げの伸びを大きくバックアップしたと社内で高い評価を受けた」(ランチパックの宣伝を担当する山崎製パンの安川知子)。

放送中の山崎製パン「ランチパック」のテレビCM「夢中でスイング編」
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ランチパックのテレビCM第1弾「ダンス編」。踊る剛力が大きな話題に
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剛力が爽やかな浴衣姿を披露した、夏季限定放映の「浴衣編」
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 6月からテレビCMに剛力を起用したヤクルトのジョアの場合も、10月に新発売した「ジョア アップル」は月平均で1日14万本という販売目標に対して、10月平均で1日26万5000本以上を売り、目標を89.7%も上回った。「6~9月の4カ月でジョア=剛力というイメージが広く浸透したため、10月発売の新商品を多くの売り場が期待して置いてくれた」(ヤクルト本社広告部の多田綾子)からこその売り上げ急伸である。

放送中の期間限定商品「ジョア アップル」のテレビCM。剛力出演のジョアのテレビCM第4弾。剛力自身が「ジョアのうた」を笑顔で歌い、ジョアの形の白線図から実際のジョアを取って飲む。50代からの「あの女性は誰?」という問い合わせも多く、反響は大きい
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