前回の「カメラ業界に旋風! ファンの心をつかんだシグマの“こだわり”」で、2012年はシグマに勢いがあったと書いた。2013年のデジタルカメラ界はどうなるのであろうか?

デジタル一眼レフは、APS-C機の新製品が登場か

 2012年は、ニコンが「D4」「D800/D800E」「D600」、キヤノンが「EOS-1D X」「EOS 5D Mark III」「EOS 6D」と、フルサイズの撮像素子を搭載したDSLR(デジタル一眼レフカメラ)を数多く投入したのが印象的だった。

 フルサイズ機は、高い評価を受けたニコンのD800/D800Eの影響を受けて、現在よりもさらに高画素にならざるを得ないだろう。解像感向上のメリットがあるローパスレス仕様や、シグマの「Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー」のような特徴のある撮像素子を搭載した製品が登場する可能性もある。

ニコン「D800/D800E」
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ニコン「D600」
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キヤノン「EOS 5D Mark III」
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キヤノン「EOS 6D」
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ニコン「D4」にて撮影
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ニコン「D800」にて撮影
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ニコン「D600」にて撮影
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 2013年は、APS-Cサイズ機の新製品が各社から投入されるのではないかと予想している。ニコンは「D7000」(2010年10月発売)や「D300S」(2009年8月発売)、キヤノンは「EOS 7D」(2009年10月発売)など、各社のAPS-C機は発売から3年以上経過した古いモデルが多いからだ。フルサイズ機ならではの余裕のある描写や高感度特性は確かに魅力だが、システムとしてコンパクトなAPS-C機のハンドリングも捨てがたいシーンがあるのは確かだ。ミラーレス機からのステップアップ用として考えると、スマートフォンと軽快に連携できる機種が出てきてもいい気がする。

ニコン「D7000」
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キヤノン「EOS 7D」
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