ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はレノボの「ThinkPad X1 Carbon」をレビューする。14型液晶を搭載したウルトラブックだが、その性能、使い勝手は? そして何より「ThinkPadらしさ」は失われていないのか!?

 ThinkPadシリーズに14型液晶のウルトラブックが登場した。シリーズとしては初のウルトラブックとなる「ThinkPad X1 Carbon」は、天板にカーボンを採用することで、軽量化と耐久性の向上に成功したという。

 最近のモバイルノートはウルトラブック一色なので、ライバルが多いのも事実だ。このひと回り大きなウルトラブックは、果たしてどこまで物欲をそそってくれるだろうか? ThinkPad 20周年を強調しているモデルだけに、「ThinkPadらしさ」が発揮できているかも注目ポイントである。

 外観は、ぱっと見てThinkPadそのものと感じるはずだ。ピーチスキンと呼ばれるつや消し黒の塗装は相変わらずシックでいい雰囲気だ。ただし、よく見ると昔の塗装よりもきらきらと光る粒子が大きくなっている。

 手触りも文句なしだが、例によって角の塗装が簡単にはがれてこないかが心配である。僕の購入したすべてのピーチスキン塗装は、確実に短時間ではがれてきた。いったい、いつになったら改善してくれるのだろう……。

 パームレストまですべてがつや消し黒で、しかも底面がスッキリと美しい仕上がりである。サイズは、331×226×8~18.8mmとかなり薄く、なかなかいい。ガジェット好きが目にすれば、ひと目で格好いいと感じるだろう。

ThinkPad X1 Carbonは、14型液晶を搭載するひと回り大きなウルトラブックだ
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例によって外装をピーチスキンで仕上げている
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レノボのマークが徐々に目立つようになっている気がするのは、僕だけだろうか
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底面もスッキリしていて格好いい
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