アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone 5」が2012年9月21日に発売された。

 当初の予想を上回る予約が殺到。その多くは既存のiPhoneユーザーの買い換えとみられるが、出足の良さは過去のiPhoneを上回っている模様だ。

 アップルによると、予約開始から24時間で200万台もの予約を達成。アップルのお膝元となるサンフランシスコのアップルストアでも、18日時点で既に列が出来始めるなど、発売前から盛り上がりをみせていた。発売日に多くの人がお店につめかけたのは言うまでもない。

米サンフランシスコのアップルストアにもiPhone 5を買い求める人達の列ができた
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 日本国内でもそれは同様で、東京・銀座のアップルストアでも発売前から列ができた。市場関係者によると、予約段階から、昨年発売した「iPhone4S」の出足を上回っているようだ。

 ソフトバンクモバイルは、1年前に発売したばかりのiPhone4Sなどを対象にした下取りキャンペーンを実施して、買い換えを促進しようとしている。KDDI(au)でもiPhone4Sでソフトバンクに水をあけられた状況を挽回しようと、出足では「テザリング」を武器にiPhone 5の販売拡大に力を注ぐ。

 こうした盛り上がりをみせるなか、国内大手キャリアで唯一、iPhoneを扱っていないNTTドコモの出遅れ感は、さらに浮き彫りになっている。

 数カ月前までは、NTTドコモがiPhoneを取り扱う方向で検討を重ねているという一部報道もあったが、今回もNTTドコモがiPhoneを取り扱うことはなかった。