アプリは、きめ細かく作り込まれている。アプリを起動し、「測定開始」のボタンをタップすると、位置情報を記録し始める。山歩きが終わったら「測定終了」をタップする。山歩きをしている最中に面倒な操作を求められることはなく、スマートフォンを持ったまま踏破すればいい。画面右上の「i」マークをタップすると、測定モードに関連する設定が変更できる。移動速度に合わせた「徒歩」と「自転車」のモードを用意するほか、GPSで測定する間隔を距離で指定できる。長い距離間隔で測定すれば、それだけバッテリーにやさしいというわけ。

 測定中は通知領域にアイコンが示され、プルダウンすると現在の測定状況や補足しているGPS衛星の情報などが確認できる。できるだけバッテリーに負担をかけないように、実際に測定するタイミングだけでGPS機能を有効にするといった制御をしているとのこと。また、測定中はGPS機能しか使わないので、携帯電話が圏外の山中などでも位置情報のログは途切れず記録できる。

 記録したログはアプリで一覧。詳細情報を見ると、距離や速度、標高などをグラフで示してくれる。ちゃんと登山をすれば、標高は山の形のグラフになるはずだ。ログの地図上へ表示は、前ページで紹介した地図ロイドのほか、MyTracks、Google Earthで可能。どこをどのように歩いたかを、後から地図や標高などの情報を組み合わせて確認できれば、山歩きが帰宅してからも続くロングテール型の楽しみに変化していきそうだ。

アプリを起動し、最上部の「測定開始」をタップすると、測定が始まりこの画面になる。終了するには「測定終了」をタップ
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測定モードの設定画面。測定間隔は距離で指定でき、長い距離にすれば電池の持ちがよくなる。徒歩と自転車のモードがある
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歩いた記録は、このように一覧できる。山歩きの歴史が重なると、この画面がいっぱいになっていく。それもまた楽しみ
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地図ロイド上に歩いた経路を表示させたところ。といっても、山歩きをする余裕はなく、渋谷の谷底をうろうろ。街の散策にも使えそうだ
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著者

岩元 直久(いわもと・なおひさ)

ITジャーナリスト。モバイルや通信を中心としてパーソナルユースから業務システムまでトレンドをチェックする。日経BP社で記者・デスクを経て現職。モバイル取材歴は長く、往年の「日経モバイル」を発刊した10数年前までさかのぼる。