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 「80年以上におよぶ白物家電の歴史のなかで、新たな可能性を秘めたまったく新しいステージに切り替わる瞬間を迎えた」。

 パナソニックは2012年8月21日、「スマート家電」と呼ぶ新たな家電製品を発表した。クラウド型サービスとして提供する「パナソニックスマートアプリ」を利用し、スマートフォンを通じて家電の制御や、省エネ運転などに関する情報を入手できるのが特徴だ。

 具体的には、スマートフォンを利用して、エアコンを外出先から遠隔操作したり、冷蔵庫の省エネ運転の状況を確認したりできる。洗濯機を使用する際には、洗剤および柔軟剤の最適な量がスマートフォンを通じて分かる仕組みだ。発売されたばかりの最新の洗剤でもクラウドを利用して、洗濯機にあった最適な使用量が表示されるという。

 対組成バランス計や活動計、手くび血圧計とスマートフォンを連携させることで、測定したデータのグラフ化などが可能になり、ダイエットや健康管理に生かせる。

 さらに、使い方が分からなかったり、エラーが発生した場合にも、スマートフォンをかざすだけで、それに関する詳細な情報を入手し、解決を図るといった使い方が可能だ。

 今回発表したのは、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、対組成計、活動量計、血圧計の6カテゴリー。ルームエアコンの「Xシリーズ」(市場想定価格21~34万円前後)、トップユニット冷蔵庫の「NR-F557XV」(同30万円前後)、ドラム式洗濯乾燥機の「NA-VX8200/VT8200」(同34万円前後および35万円前後)、体組成バランス計の「EW-FA43」(同1万円前後)、活動量計の「EW-NK63」(同6000円前後)、手くび式血圧計の「EW-BW53」(1万円前後)だ。

 既に電子レンジ、炊飯器でもスマートフォンと連係する製品を発表しており、スマート家電のラインアップは全部で8カテゴリーに及ぶことになる。

 「長年に渡って、スタンドアロンが基本コンセプトだった白物家電が、初めてコネクトすることになる。これによって、従来にはない、快適で便利に暮らしができる」というのが、パナソニックの姿勢だ。

パナソニックは2012年8月21日、「スマート家電」と呼ぶ新たな家電製品を発表。スマートフォンを通じて家電製品の制御や、省エネ運転などに関する情報を入手できるのが特徴だ
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