(C) 和月伸宏/集英社 (C) 2012「るろうに剣心」製作委員会
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 1994年から1999年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本のシリーズ累計発行部数は5700万部を超える和月伸宏原作の人気コミック『るろうに剣心』。その後、テレビアニメ化もされたこの作品が、連載終了から13年の歳月を経て、ついに実写映画化された。

 主人公は、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられながらも、明治維新後には不殺(ころさず)の誓いを立て、流浪人(るろうに)として各地を放浪している伝説の剣客・緋村剣心(ひむら・けんしん)。演じるのは、『仮面ライダー電王』で脚光を浴び、『ROOKIES』『BECK』など、テレビドラマや映画で活躍してきた佐藤健だ。

 だが、昨年6月に本作の映画化が佐藤主演で発表された際には、原作ファンの評価は決して高いものではなかった。それから1年2カ月──、もちろん、今なおファンの間では実写映画化に懸念を示す声がある一方で、予告編や試写を見たファンからは「面白そう」「予想以上」「原作ファンも納得」といった声が寄せられている。

 悪評を跳ね返し、評価が高まっている本作。その理由を検証してみよう。

2012年8月15日に東京国際フォーラムで行われたプレミア試写会。ロンドンオリンピックのフェンシング男子フルーレ団体戦で銀メダルを獲得した太田雄貴選手(右)がスペシャルゲストとして登場し、「僕は銀メダルしか獲れませんでしたが、この映画は金メダル級です」と絶賛! (C) MOVIE Collection
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