「SOYSCARE BAR」は1本180円、1箱(12本入り)で2160円。しっとり、もっちりした食感と、ほんのり甘いチーズ風味が魅力。大豆なので腹持ちもよく、子供から年配まで、おやつや小腹がすいた時、忙しい朝などに手軽に食べられる(画像クリックで拡大)

 健康ブームの昨今、スポーツを始める人や食生活を気遣う人が増え、健康食品も多数発売されている。そんななか、大豆全粒粉を使った食品を販売するソイコム(神奈川県厚木市)が6月5日に発売した「SOYSCARE BAR」(ソイズケアバー)が、ネット限定販売ながら好調に売り上げを伸ばしている。

 「生(レア)クッキー」で知られる札幌市の洋菓子メーカー、コーキーズインターナショナルと共同開発。小麦粉の代わりに、大豆を丸ごと粉砕して、大豆独特の青臭いにおいがしないように製造されたソイコムのオリジナル大豆全粒粉「国産大豆全粒粉ビゴーレ」を使用しているのが特徴だ。糖質が16%と低いほか、たんぱく質をはじめ、食物繊維・ビタミン・ミネラル・イソフラボンなど、大豆の栄養成分がそのまま含まれていて、栄養価も高い。大豆は小麦粉に比べてタンパク質が多くまとまりが悪いため開発には苦労もあったが、糖質が73%を占める小麦粉は使わず、また従来の大豆バーで30%近く使われる砂糖も使用しないことで、“糖質制限ダイエット”などに関心の高い女性や、糖尿病を懸念する中高年層も安心して口にできる健康に配慮した食品となった。また健康リスクが報告されているトランス脂肪酸も100g中にわずか0.03gとほぼゼロに近づけることで、より体に優しい健康食品に仕上げた。

 「手軽でおいしくて続けられる」「これならダイエットを本気で考えたい」「子供の間食に良い」「小腹が空いた時に美味しくてうれしい」と、20代から60代まで幅広い層に好評。ソイコム通販サイト「大豆専科Soycom」だけでの販売ながら、月間目標だった3000本を発売3日で突破。1週間で初回製造分の8000本が完売した。その後も順調に売れ、約1カ月で想定していた3倍近い売り上げを記録。販売数はすでに1万本を越えた。現在は生産が追いつかず、一時販売を見あわせることまで計画中だという。発売中のチーズ味に加え、今後はチョコ味や抹茶味などのラインナップも展開予定というから、購入層もさらに広がりを見せそうだ。

(文/梶 里佳子)