――共演者の方はいかがでしたか。賀来賢人さんが賀来千香子さんの甥だとは知らなかった?

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 「賀来さんはすごいですね。頭の回転が速いです。羨ましいくらいの才能をお持ちなんですよね。見ていて、すっごく尊敬できるし、勉強になる部分もあるし、自分にはないものをいっぱい持っていらっしゃる方ですね。イケメン俳優ではあるけれど、面白いこともバンバンできちゃう。切り替えもうまいし、『この人は器用な人だなあ』と思いました」

――友和・百恵ジュニアの三浦貴大さんは?

 「三浦さんはすごく面白い方で、普段は自分でネクラだとおっしゃっているんですけど、現場ではそんなことは全然なくて、現場をすごく和ませてくれる方です。ムードメーカーで、気配りのある方ですね。あと自分をしっかり持っていらっしゃる方だなと思いました」

――経歴に中3のときにドラマ「ぼくの妹」を見て『私ならこうする、と思ったことが女優志望の最初』とあるんですが、もう少し具体的に言うと?

 「最初はドラマに出ている、自分と年の近い人に興味を持つようになったんです。そうしているうちに、『(演技をする上で)ここ、もう少し怒ったほうがいいのに』とか思うようになったんです。『自分なら、ここはこうするのになあ』とか思うようになって、『ぼくの妹』では長澤まさみさんが言ってたせりふを、私も自分で言ってみたんです。そうしたらなぜか、自分もお芝居をやってみたくなったんです。面白いなあと。ずっと引っ込み思案で恥ずかしがり屋だったし、目立つことも好きじゃなかったんですが、だから逆に『自分がこういう世界に入ったらどうなるんだろう』という想像をして、興味本位でオーデイション雑誌を買って応募し始めました。そのうちどんどん夢が確信になって『私は女優になりたい』と思うようになって……」

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――あちこち応募されたのですか?

 「でも私は今の事務所に入りたくて。『憧れの女優さんがいて』ということではなくて、少人数の事務所であったということと、私が目指す“女優”を育てている環境であったこと。なんか一人ひとりを大切にしている感じにひかれたんです。で、私は今の事務所1本に絞って、中3の冬に初めて応募して、高2の秋に所属させてもらえることになりました。実は最初のほうで面接まで呼んでもらって、いいところまで行ったんですよ。でもそこでは落とされて……。もう悔しくて悔しくて、何が何でも入ってやろうと心に決めて、ずっと履歴書を送り続けたというわけです。雑誌で年4回応募する特別オーデイションに、毎回応募しました」