スマートフォン向けのとてもユニークなスピーカーが登場した。CAVジャパンが2012年6月に発売した「BuruTta(ブリュッタ) BRT-G1」は、接触するテーブルなどを振動板にして音を鳴らすBluetooth対応のワイヤレス振動スピーカーだ。

 iPhone/iPadシリーズのほか、Androidスマートフォン・タブレットなどBluetooth対応機器で幅広く利用できる。その使い勝手について迫っていこう。

CAVジャパンが2012年6月に発売した「BuruTta(ブリュッタ) BRT-G1」(実勢価格6980円)
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竹を斜めに切ったようなユニークなデザイン

 BuruTta BRT-G1のユニークな点はそのスタイルにある。竹を斜めに切ったようなデザインで、上部には粘着性の強い素材を採用した特殊シリコン製「スマピタ」プレートを備えている。ここにスマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどをピタッと載せられるようになっている。

上部に粘着性の強い素材を採用した特殊シリコン製「スマピタ」プレートを備えており、スマートフォンを置けるようになっている
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 側面はアルミの削り出しで、ヘアライン加工がなされている。本体サイズは幅55×奥行き55×高さ126mmで、重さは約450g。手に持つとずっしりと重みがあり、高級感も感じさせる。カラーは「i-BLACK」「SAKURA」「i-WHITE」「SORA」「SILVER」の5色だ。

5色のカラーバリエーションをそろえる
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 1500mAhのバッテリーを内蔵しており、約10時間の連続再生が可能だ。USB充電が可能になっており、USB電源アダプターも付属している。BRT-G1へ給電しながら、背面のUSB端子経由でスマートフォンなどに給電することもできる。付属のケーブルを用いてアナログ音声入力(ステレオミニジャック)も可能だ。

本体右側に音量調整ダイヤルを備える
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背面に電源スイッチ(左は外部入力、中央がオフ、右がBluetooth)、充電および外部入力用のUSBミニ端子、電源出力用のUSB端子を備える
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 BRT-G1はなぜ450gと重いのか。また、音が出てくるような開口部がもうけられていないのか。それはBRT-G1が特殊な方法で音を鳴らしているからにほかならない。

 一般的なスピーカーは磁気回路によってコーン紙などでできた振動板を振動させて音を出す。だがBRT-G1は本体に振動板を持たず、接触した板やテーブルなどを震わせて音を鳴らす仕組みになっている。つまりBRT-G1の本体がドライバー(モーター部)で、テーブルなどが振動板になるというわけだ。本体があまり軽いとしっかりと振動板をドライブさせられないということで、あえてずっしりとした重さに仕上げているのだろう。

底面にも特殊シリコン製「スマピタ」プレートを備えており、テーブルなどに密着して振動させることで音を鳴らす
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