2007年から保存・復原工事が行われている東京駅丸の内駅舎(赤レンガ駅舎)。2012年10月のグランドオープンを前に、その一部が公開された。

 このプロジェクトのテーマは国の重要文化財である赤レンガ駅舎を創建当初の姿に復原する(後世の修理で改造された部分を原型に戻す)こと。1914年に創建された同駅舎はもともと3階建てだったが、1945年に戦災で南北のドームと屋根・内装などが焼失。戦後の復興工事によって2階建て駅舎となった。それを3階建てに戻すのが大きな目的だ。

保存・復原工事が行われている東京駅丸の内駅舎。戦災で焼失した南北のドームや屋根・内装などを復原し、2階建てになっていた駅舎を3階建てに戻すのが大きなテーマ
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3階外壁の復原に伴い、柱も彫刻部分を2階から3階に移設するなどして創建時の姿に復原
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外から見たドーム部分。復原前は屋根が寄棟形だった
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ドーム3、4階と天井は干支や約2.4mにもなるワシの彫刻なども復原
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ドーム内部の多種多様なレリーフは見どころの一つ。写真は干支(己)のレリーフ
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レリーフの色が不規則なのは所々に戦災で焼けた既存レリーフを再利用しているため
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